国内事情

2012.02.02

 日本の主張

日本海は世界中で使っている呼称であり、世界地図の95パーセントが日本海と表記している。そのため呼称を変えることは混乱を招くだけだろう。


日本海という名称は18-19世紀、西欧の世界で作られたものであり、日本の殖民地支配とは関係がない。


日本海という名称は地理的側面を考えたものである。日本列島がその海域を太平洋内で区分けしているため日本海と呼ばれるのであり、この呼称を持って日本がその地域の海上領有権を保有していると主張するものではない。


韓国の観点と努力



韓国政府の最終的な目標は国際社会が東海という名称を公式的且つ歴史的に適切な地名として受け入れることができるように説得することである。「東海」という呼称はその海域が韓国のみならずユーラシア大陸の東にあるということを意味し、このような命名法は世界中で長い使用されてきた。


しかし現在は「東海」という呼称を単独で表記することが難しい状況である。そうした状況の下、韓国政府は国際的な原則に基づき、当海域の呼称が併記されることができることを支持するのである。


韓国政府はこの問題の深刻性を国際社会に知らせるために持続的に努力しながら、長期的な観点から交渉を進めている。


ここ十年間、歴史的に妥当な地名を取り戻すための韓国政府の努力に喜ばしい成果があった。徐々に世界中の地図製作社と出版社が東海と日本海を併記するようになったのである。