[ソン・バルグン、イ・ギョンミ]
[写真=聯合ニュース]
韓国で新型コロナウイルスの感染者が拡大している中、韓国政府と医療関係者らがさらなる感染を防ぐために総力を挙げて対応している。
一線で活躍しているのは、疾病管理本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長。
韓国で初めて感染者が発生した1月20日以来、毎日午後2時の記者会見に臨む鄭本部長は、日が経つにつれ、やせ衰えている。特に、24日の記者会見での彼女の姿は、白髪は以前より増え、顔はやつれていた。
報道陣から体調について聞かれた鄭本部長は、「防疫対策本部の職員たちの業務の量は非常に多く、プレッシャーが重いが、うまくやっている」と答えた。ネット上には、今まで1カ月以上非常勤務態勢を維持している政府に対する応援のメッセージがあふれている。
感染確認者が最も多い大邱(テグ)市には、全国から医療スタッフらが集まっている。
中央防疫対策本部によると、政府が24日に医療関係者を募集して以来、26日の時点で医者11人、看護師100人、准看護婦32人、臨床検査技師22人、行政担当40人、計205人の申し込みがあった。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日、大邱を訪問し、「大邱・慶尚北道(キョンサンプクト)と共に、ウイルスとの闘いで必ず勝利する」と述べた。