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文大統領「板門店宣言は新たな韓半島時代の歴史的出発点」

2018.04.30
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首席補佐官会議を主宰する文在寅大統領(左から3番目)=30日、青瓦台



[ソン・ジエ、イ・ギョンミ]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、「板門店宣言は、新たな韓半島時代を開く歴史的な出発点」とし、「韓半島にこれ以上戦争と核の脅威はないということを世界に明らかにした平和宣言」と述べた。

文大統領は同日開かれた首席補佐官会議で「非武装地帯の平和地帯化など、軍事的緊張緩和に向けた南北の努力や信頼構築を通じて新たな韓半島平和時代が開かれると確信する」とした。

続いて「南北共同繁栄のための画期的な契機が作られた」とし、「分野別対話体系の全面復元と共に南北共同連絡事務所を通じて常時協議の土台を作り、持続可能な関係改善が定着できるようにする」と付け加えた。

また、板門店宣言による後続措置に万全を期すことを呼び掛けた。
特に「南北首脳会談準備委員会を『南北首脳会談履行推進委員会』に改編」、「米朝首脳会談の成功に向け米国との緊密な協議」、「南北合意書の迅速な締結、批准、公布」などを要請した。