南北首脳会談について報道する英国フィナンシャル・タイムズのホームページ
[ソ・エヨン、キム・ウニョン、イ・ギョンミ]
「2018南北首脳会談」で「板門店宣言」を成し遂げた南北首脳の成果について、海外主要メディアから肯定的な評価が続いている。
米国のCNNは27日、「南北、今年中に終戦すると決意」との記事で「文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長は、南北首脳会談を通じて今年内に韓国戦争を終戦し、韓半島の非核化を推進することを約束した」と報じた。
CNNは「以前も両国の首脳が同じような内容の決議案に署名したが、決議案は履行されなかった」とし、「しかし、今回の『板門店宣言』は時期や伝達方法、そして両首脳が公開的にこの内容を発表したことなどから見て以前とは違う」と評価した。
英国のフィナンシャル・タイムズも27日、「南北首脳が終戦を宣言する」との記事で、会談終了後に発表された共同宣言文の内容を報じ「今回の南北首脳会談は、この4カ月間南北を戦争の瀬戸際から平和構築を公開的に議論する場に引き出した外交力の頂点となった」と評価した。
中国のCCTV,新華社通信、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト、毎日新聞、NHKなど主な海外メディアも「板門店宣言」について報道した。
CCTVは28日の放送で「南北首脳は南北改善に誠意を表し、韓半島が家族であることの印象を残した」とし、「特に、南北関係の正常化を始めて、軍事・文化・芸術における両国交流の考えが伺えた」と伝えた。
毎日新聞は29日の北朝鮮「歴史的決断」国内で初めて報道との記事で、南北首脳が発表した「板門店宣言」について、「完全な非核化」を目標にするとの北朝鮮の朝鮮中央通信の文言を報じた。また、「北朝鮮メディアが今回の南北首脳会談を報じたのは初めてだ」と伝えた。
南北首脳会談について報道するナイジェリアのディプロマッツ・エキストラ・マガジン
また、今回の南北首脳会談を取材するため世界4大通信社はもちろん、東ベルリン出身の記者、ブルガリア、カメルーン、ナイジェリアの報道陣まで訪韓し、注目を集めた。
ナイジェリアのディプロマッツ・エキストラ・マガジンは、南北首脳会談の詳細に報道し、「韓半島と東アジアの未来を完全に変える共同宣言文に署名した」と伝えた。
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