ハーレムで成績最下位だったこの学校は、韓国の教育システムを導入して以来、ニューヨーク市の最優秀学校に一変した。これを可能にした主人公は、校長のセス・アンドリュー(Seth Andrew)さんだ。名門といわれるブラウン大学を卒業し、ハーバード大学大学院教育学部で修士号を取得した彼は、「一生懸命学ぼう、大学に行こう、社会を変えよう(Work Hard. Go to College. Change the World)」の3つのモットーを掲げ、2005年に「デモクラシー・プレップ・チャーター・スクール」を設立した。
デモクラシー・プレップ・チャーター・スクールが最も重点を置いていることはと聞くと、彼女は「勤勉(Hard work)、先生に対する尊敬(Teachers are golden)、教育の価値(Educational values)」の3つに要約した。彼女は、「この3つのモットー(motto)は、韓国の教育にすべて含まれている。アンドリュー校長も韓国の教育的価値を当初から信じていた」という。