‐ロジー:以前からずっと東アジアの歴史に関心があった。中国と日本の歴史への関心から、自然に韓国史にも関心を持つようになった。特に、「歴史学(historiography)」に重点を置いている。18世紀に発展した実学(Silhak:practical studies)と北学派(Bukhak:The Study of the North)の流れの中で、『渤海考(Balhaego:a history book about the Balhae civilization)』の著者の柳得恭(Yu Deuk-gong:1748~1807、朝鮮時代後期の実学者)と『東史』の著者の李鍾徽(1731~1797)に注目した。それから20世紀まで、その流れがどのように展開してきたかについて研究している。