文化

2014.10.17

15일 국립민속박물관에서 청바지를 주제로 한 특별전 ‘청바지’를 찾은 관람객이 전시물을 보며 지나가고 있다.

15日から国立民俗博物館で開かれている特別展「ジーンズ」で、観覧客が展示物を鑑賞している



ジーンズは様々な顔を持っている。

ラフな服、文化と若さの象徴、ときには自由や思想を物語ったりもする。

ひとつの文化を象徴するジーンズをテーマにした特別展示会が、15日から国立民俗博物館で開かれている。2015年2月23日まで続く特別展は、韓国内外から収集したジーンズや関連資料など390点が、それぞれにまつわる話とともに紹介されている。

청바지 특별전에는 청바지의 역사와 문화를 엿볼 수 있는 257건 390여 점의 전시물이 관람객을 맞고 있다.

特別展「ジーンズ」では、ジーンズの歴史と文化を垣間見られる257件、約390点の資料が展示されている



米国で生まれたジーンズは、文化、時代、年齢に制約を受けない服として世界中で愛されてきた。米国の金鉱の鉱夫たちの丈夫な作業服として着られ始めたジーンズは、朝鮮戦争に参戦した米軍によって初めて韓国に紹介された。ジーンズは1960~70年代の韓国で、青春、抵抗、自由を象徴し、1980年代以降は挑戦・創造を表現する服だった。

국립민속박물관이 지난 1년여간 조사와 연구를 토대로 출간한 책자 ‘청바지’.

国立民俗博物館が1年以上の調査と研究を基に発刊した冊子『ジーンズ』



韓国で最初にジーンズのモデルを務めたモデルラインのイ・ジェヨン会長(68)は、「高校生のときにジーンズを購入しようと唯一の販売店だった南大門の救援物資市場に2・3回行ったが、手に入らなかった。特別に注文しなければ手に入らない貴重な服だった」と語る。

1970年代の青春のシンボルだったフォークシンガーのヤン・ヒウンさんは、「ベテランの歌手たちは(私に向かって)ジーンズをはいているあんな人とは同じステージに立てないと強く反抗した」と、ジーンズに対する当時の認識を伝えた。

독일 리바이스 스트라우스 박물관에 소장돼 있던 리바이스 재킷(1938년 출시)과 리바이스 501 청바지(1937년 출시)

ドイツのリーバイス・ストラウス博物館に所蔵されていたリーバイスのジャケット(1938年発売)とジーンズ「リーバイス501」(1937年発売)937년 출시)



지난 2009년 북한에서 제작된 ‘노코진 블랙진’.

2009年に北朝鮮で製作された「ノコ・ジーンズ」と「ブラック・ジーンズ」



国立民俗博物館の学芸研究員、ノ・ウニさんは、「ジーンズの創始者であるドイツのリーバイス・ストラウスの生家「リーバイス・ストラウス博物館」のジーンズとポスター、現代美術家のベン・ベナムのデニム作品、北朝鮮で製作されたジーンズなど、ジーンズ関連の資料が展示されている。ジーンズだけをテーマにした特別展は、世界でも初めて」と話す。そして、「今回の展示は、“ジーンズ、誕生と革新”“ジーンズ、日常の中へ”“ジーンズの遺憾”“ジーンズの万感”の4つのテーマで構成されている。単なる服ではなく、文化としてのジーンズを理解する展示会」と説明する。

記事・写真:コリアネット チョン・ハン記者
hanjeon@korea.kr