文化

2015.02.26

他の言語で読む
情熱の国、キューバのハバナで、「韓国文学の夕べ」の催しが行われた。

「キューバ・ハバナ国際ブックフェア」に合わせて13日に開かれた今回の催しには、詩人のムン・ジョンヒさんと小説家のオ・ジョンヒさんが参加し、キューバの読者に会った。キューバのマリア・エステル(Maria Esther Reus Gonzalez)法務大臣と図書委員会(Instituto Cubano del Libro)のエデル・モラレス(Edel Morales)副庁長をはじめ、100人余りの聴衆が参加したなか、ムン・ジョンヒさんの詩集『私はドアである』とオ・ジョンヒさんの短編小説『夜のゲーム』が朗読された。続いて、これらの作品に対する感想文および詩画コンテストの授賞式とキューバの学生による韓国歌謡公演が行われ、注目を集めた。

지난 13일 호텔 나시오날(Hotel Nacional)에서 열린 '한국 문학의 밤'에서 청중의 질문에 답변하는 문정희 시인(왼쪽에서 두 번째)와 오정희 소설가(왼쪽에서 세 번째).

13日にホテル・ナシオナル(Hotel Nacional)で開かれた「韓国文学の夕べ」で、聴衆からの質問に答えている詩人のムン・ジョンヒさん(左から2番目)と小説家のオ・ジョンヒさん(左から3番目)


'한국 문학의 밤'에서 단편소설 '저녁의 게임'을 낭독하는 오정희 소설가

「韓国文学の夕べ」で短編小説『夜のゲーム』を朗読する小説家のオ・ジョンヒさん



「韓国文学の夕べ」を主催した韓国文学翻訳院は、翌日、国際ブックフェアが開催されるカバーニャ要塞で図書委員会と面談し、キューバの作家芸術家協会(UNEAC)に50種余りの韓国文学図書を寄贈した。

本の寄贈式に続き、レザマ・リマ(Lezama Lima)室では50人余りの聴衆が参加したなか「韓国文学イベント」が開かれ、キューバ詩人協会のアルベルト・マレーロ(Alberto Marrero)会長などが2人の韓国人作家の作品に対する批評を発表した。

cuba-150226-3.jpg

'한국 문학의 밤' 참가자들과 시화대회 수상자들(사진 위), 이번 행사가 열린 호텔 나시오날(Hotel Nacional)을 꽉 채운 청중들.

「韓国文学の夕べ」の参加者と詩画コンテストの受賞者(上の写真)、今回のイベントが開催されたホテル・ナシオナル(Hotel Nacional)を埋め尽くした聴衆



韓国がキューバ・ハバナ国際ブックフェアに参加するのは今回が初めてで、スペイン語や英語に翻訳された計100種の韓国文学や児童教育図書などが展示された。思悼世子(サドセジャ)の妃だった恵慶宮(ヘギョングン)洪(ホン)氏の回顧録である『閑中録』からシン・ギョンスク作家の『ママをお願い』に至るまで、多様な作品が紹介された。

コリアネット イム・ジェオン記者
写真提供:韓国文学翻訳院
jun2@korea.kr