文化

2016.02.25

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4大宮殿と宗廟の観覧案内モバイルアプリをワンストップでアクセスしダウンロードできる統合モバイルアプリ「私の手の中の宮殿」の配信を17日からスタートした


韓国文化財庁は17日から、4大宮殿と宗廟(チョンミョ:皇室の祖先祭祀場)に関する基本的な情報を一目で見ることのできるモバイルアプリ「私の手の中の宮殿」の配信をスタートした。

今までは、景福宮(キョンボックン)・昌徳宮(チャンドックン)・昌慶宮(チャンギョングン)・徳寿宮(トクスグン)の4大宮殿や宗廟はそれぞれ異なる文化遺産アプリをダウンロードしなければならなかったが、これを統合したアプリ「私の手の中の宮殿」の配信によりその手間が省けるようになった。

同アプリはユーザーの設定に合わせて、韓国語・英語・中国語・日本語で自動インストールされる。それぞれの文化遺産アプリの主要機能のプレビューやダウンロードができる。また、文化財別の観覧時間・観覧料金・交通アクセスなどの情報や宮殿で行われる年間主要イベントの確認も可能だ。

アプリ「私の手の中の宮殿」は、4大宮殿・宗廟の入り口や主要地域で公衆無線LAN(Wi-Fi)に接続して無料でダウンロードできる。

文化財庁は統合アプリ配信スタートを記念し、17日から3月2日までの15日間、「私の手の中の宮殿」をダウンロードしたユーザーのうち抽選で50名に4大宮殿・宗廟を無料で観覧できる「宮殿統合観覧券」をプレゼントする計画だ。

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4大宮殿・宗廟の統合アプリ「私の手の中の宮殿」のパンフレット。4大宮殿・宗廟の入り口や主要地域でWi-Fiを使って無料でダウンロードできる



コリアネット イ・ハナ記者
写真:文化財庁
hlee10@korea.kr