文化

2017.04.04

他の言語で読む
700_image.jpg

「韓国磁器の靜中動」をテーマとして、イタリア・ミラノで4月4日から9日まで開かれる韓国工芸展示で李世龍作家の作品「茶器セット」が公開される=韓国工芸デザイン文化振興院



[ソ・エヨン、キム・ウニョン]

「ミラノデザインウィーク」で韓国陶磁器のデザインが、トリエンナーレ博物館1階のギャラリーで公開される。

4月9日まで続く今回の特別展示会では、韓国を代表する工芸作家16人が作った陶磁器(作品)とコレクター1人が提供する陶磁器など、作品90点が展示される。その種類も青磁・白磁・粉青沙器・甕器など伝統陶磁から現代陶磁に至るまで韓国陶磁の多様な趣を披露する。

展示テーマは「韓国陶磁の靜中動」。
韓国陶磁が追求してきた外形的、内面的特性を備えており、たゆみない内面的な省察を通じて絶えず調和と均衡の美しさを追求してきたアイデンティティーを象徴する。

今回の展示を担当したチョ・ヘヨン(趙惠瑛)芸術監督は「伝統と現代、陰と陽、虚と実、単純と複雑、柔らかさと強さなど韓国陶磁に表れる、相対的で象徴的な要素を空間構成に反映させた」と明らかにした。

eykim86@korea.kr