文化

2017.06.21

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自分のアトリエでポーズを取っているスペインの画家エヴァ・アルミセン(Eva Armisén)


[キム·ジへ、キム·ヨンア]
[写真=ロッテギャラリー]

スペインの画家エヴァ・アルミセン(Eva Armisén)の展示会がソウルで開催された。

アルミセンは日常の身近な風景を面白くて愛らしい画風で描く画家として知られている。韓国でアルミセンの絵は化粧品、タンブラー、銀行通帳などのイラストとして使われた。

2日、ソウルで開催された今回の展示のテーマはアルミセンの「始め」を意味する「Beginnings」。80点以上の画、壁画、造形物が展示された。

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スペインの画家エヴァ・アルミセン(Eva Armisén)がソウルの展示で公開した済州道の海女(女性あま)をテーマにした作品


今回の展示で注目を集めている作品は「済州道の海女(女性あま)」をテーマにした30点の画。この作品は「済州道の海女」の人生を描いたドキュメンタリー映画、「水の息」を演出した済州島出身のコ・ヒヨン監督の童話、「ママは海女です」にイラストとして使われた。

アルミセンは済州道の海女を作品のテーマにした理由について、「5年前、中国の上海で偶然、雑誌に載った海女の写真を見てから、済州道に行って海女が働く姿を見たいと思った」とし、「5月、済州道に行った。そこで海女をテーマにした画を何点か描いた」と述べた。

また、「その画を見たコ・ヒヨン監督がその年の9月に私を済州道の牛島に招待して、(私は)しばらくの間、海女らと生活した」とし、「その経験は私の人生で美しい瞬間の一つだ」と語った。アルミセンは、「海女は自然に向う尊敬、独立性、そして強い共同体精神を象徵する」と強調した。

ソウルロッテ百貨店で開かれているアルミセンの展示は7月9日までだ。釜山ロッテ百貨店光復店ロッテギャラリーでも7月13日から8月6日まで観覧できる。

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スペインの画家エヴァ・アルミセン(Eva Armisén)の画がイラストとして使われた韓国の化粧品




kimya124@korea.kr