文化

2017.11.20

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12月20日に公開される映画「神と一緒に」=(株)Dexter Studios



[ソウル=カン・ガヒ、イ・ギョンミ]

死んでも終わりではない。
仏教では、死後49日間は7日ごとに7回にかけて仏経を読み、仏様に供養する宗教儀式がある。この期間中、死者は7つの地獄で裁判を受け、来世が決まると信じるからだ。

死者を冥界へと連れて行く死神と一緒に49日間、7つの地獄で裁判を受ける死者の物語りを描いたチュ・ホジン(Ju Homin)作家の人気ウェブ漫画「神と一緒に」が映画化した。

14日に開かれた映画「神と一緒に」の製作報告会で、金容華(キム・ヨンファ)監督は「『関係』のないところが『地獄』と想像した」とし、「ボリビアのウユニ塩湖、モンゴルのゴビ砂漠など現存する自然が果てしなく広がり、一人で歩いていかなければならない所を地獄と表現した」と述べた。

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映画「神と一緒に」の製作で記念撮影をしている俳優たち=14日、ソウル、カン・ガヒ撮影



死神役を演じた俳優の河正宇(ハ・ジョンウ)は、「(生死、罪と罰など)人生の中で誰もが持っている悩み事、生活に密接に関係している物語りの力が大きい」とし、「人生をまじめに生きようと思った」と話した。

映画「神と一緒に」は、来世と現世の2つに分かれている。1編の「神と一緒にー罪と罰」は12月20日に、2編は来年の夏に公開される予定だ。

一方、「神と一緒に」は今年の釜山国際映画祭のアジア・フィルムマーケットとアメリカ・フィルムマーケットで計103カ国に先行販売された 。

km137426@korea.kr