文化

2018.03.09

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「2018平昌冬季パラリンピック壁署名行事」に出席したアンドルー・パーソンズ国際パラリンピック会長(左から4番目)、李熙範平昌オリンピック組織委員長(左から5番目)、都鍾煥文化体育観光部長官(右から3番目)が記念撮影をしている=8日、江原道・平昌



[ミン・イェジ、イ・ギョンミ]
[写真=平昌冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会]

「2018平昌冬季パラリンピック壁署名行事」が8日、江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)選手村で行われた。

同行事は、障害者が保護や支援の対象ではなく、人格的自律権を持つ者であることを支持するもので、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドルー・パーソンズ会長、 文化体育観光部の都鍾煥(ト・ジョンファン)長官、平昌オリンピック組織員会の李熙範(イ・ヒボム)委員長、北韓の朝鮮障害者保護連盟中央委員会の鄭賢(チョン・ヒョン)副委員長、将来有望な障害者スポーツ選手などが参加し、障害者の人権を支持する署名を残した。

「障壁の打破(Breaking down barriers)」と名づけられた平昌パラリンピック壁は、 障害者の人権及び基本的自由の享有を確保し,障害者の固有の尊厳の尊重を促進する「国連障害者権利条約」への支持を象徴的にあらわす。国連障害者権利条約が2006年12月13に国連総会において採択されたことを受け、2008年の北京パラリンピックから始まった。

李熙範(イ・ヒボム)組織委員長は、パラリンピックに参加する全ての人々の心にある障壁や偏見を取り除き、理解と疎通の架け橋を作っていく主役になることを希望すると述べた。

平昌パラリンピック壁は、オリンピックの休戦壁と同じく選手たちの署名が書かれる予定だ。パラリンピック終了後、国連障害者権利条約を守るレガシーとして保存される。

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平昌パラリンピック壁に署名して写真を撮る都鍾煥文化体育観光部長官(右)と障害者クロスカントリースキーの有望株であるパク・ドヒョン君=8日、江原道・平昌



km137426@korea.kr