文化

2018.09.04

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室内スポーツテーマパークでのカーリング=レジェンド・スポーツ・ヒーローズ

室内スポーツテーマパークでのカーリング=レジェンド・スポーツ・ヒーローズ



[オ・ヒョンウ、パク・ソヨン、キム・ウニョン]

激しい雨で静寂に包まれたソウルの町通りとは正反対に、室内スポーツテーマパークは、人で賑やかだった。大型スクリーンや最新テクノロジーなどの先端技術を活用したことと、年齢・国籍問わず、また季節に関係なく狭いスペースでも遊べるところが人気の秘訣だ。

ここでは、夏でもカーリングなどの冬季スポーツが楽しめる。2018平昌(ピョンチャン)オリンピックでも大人気を博したカーリングを体験してみた。ストーンをスクリーンに向かって投げると、ストーンが滑っていく。ボタンでスピードと方向をコントロールする。実際のリンクより狭いスペースだが、カーリングを体験するには十分だった。

情報通信技術とスクリーン技術を融合させたデジタル野球場=スポーツ・モンスター

情報通信技術とスクリーン技術を融合させたデジタル野球場=スポーツ・モンスター



室内スポーツテーマパークの韓国国内市場規模は、1兆5千億ウォン(2013年)から約5兆ウォン(2018年)に増えた。スクリーン野球の場合、2020年頃に1兆ウォンを超える見通しとなった。

韓国スポーツ政策科学院の金民洙(キム・ミンス)先任研究委員は「昔から韓国人はカラオケやビデオルームなどの室内遊び文化に慣れている」とし、「技術が発達するにつれ、室内遊び文化も発達している」と説明した

韓国シミュレーションスポーツ文化協会の金哲(キム・チョル)事務局長は「ここ数年間、韓国で室内スクリーンスポーツ産業における種目は多様になり、発達スピードも速い」とし、これからも順調に成長するとの見通しを示した。

韓国旅行を計画している日本人は、室内スポーツテーマパークを訪問することも良い思い出になるのではないか。

hyunw54@korea.kr