文化

2019.08.08

景福宮の中心部にある国宝「勤政殿」内部=文化財庁

景福宮の中心部にある国宝「勤政殿」内部=文化財庁



[カン・ガヒ、キム・ウニョン]

ソウル都心の旧王宮・景福宮(キョンボックン)の中心部にあり、宮殿建築の神髄と評される国宝の第223号「勤政殿(クンチョンジョン)」の内部が初めて一般公開される。

文化財庁は、21日から来月21日までの1カ月間、毎週水曜日から土曜日まで、1日2回ずつ(午前10時半・午後2時半)特別観覧を行うと7日に発表した。観覧時間は20分以内で無料。

勤政殿は、朝鮮時代の国王の即位式や外国使節との接見など重要な国家行事が執り行われた建築物だ。1395年に建立されたが壬辰倭乱(文禄の役)で焼失し、1867年に再建された。

勤政殿の北側中央には、王が座る席を意味する「御座」がある。その後ろには、日と月と5つの峰を描いた「日月五峰図」がある。

文化財庁の関係者は「王宮を歴史文化の空間として分ってもらいたい」とし、「徐々に内部公開を拡大していく」と説明した。

kgh89@korea.kr