[茨城=登久美子(日本)]
[写真= KQエンターテイメント]
8人組ヒップホップグループ、ATEEZ(エイティーズ)が2020年の海外文化広報大使に就任しました。海外広報大使は、文化体育観光部の海外文化弘報院が海外に向けて発信する様々な韓流コンテンツを紹介したり、5月15日(金)より行われるグローバルコンテンツ公募展「トークトークコリア2020」の広報大使も兼ねています。いわば、海外文化弘報院の顔。
そんなATEEZは、Block.Bの弟分として2018年10月に発売したミニアルバム「TREASURE EP.1 : All To Zero」でデビュー。アルバムのタイトル曲は「해적왕(海賊王)」でした。
メンバーはリーダーでラップのホンジュン、ボーカルのソンファ、ユンホ、ヨサン、サン、ウヨン、ラップのミンギ、そしてメインボーカルで末っ子のジョンホ、と合計8人です。
各メンバーの個性が際立っていることがATEEZの魅力でもあります。曲のイントロはビジュアル担当のヨサンとユンホから始まり、ボーカルのソンファが歌に華を添え、サンとウヨンのパフォーマンスで曲の世界観にのめり込み、高音のホンジュンから低音のミンギに移るラップは頭から離れなくなるほど中毒性満点、そしてメインボーカルのジョンホで曲を締める、この流れの完成度は絶品です。それぞれの個性のバランスがちょうど良いので、歌モノが好きな人も、ラップが好きな人も、幅広く受け入れられると思います。
また私が一番だと確信しているのは、歌っているときの「キメ顔」です。歌の途中、ATEEZが上から見下ろすように歌う、この「キメ顔」です。上目遣いや流し目も良いのですが、上から見下ろすような角度が一番、かっこよさのあまり鳥肌が立ちます。その時に右手がインカムを触っていたらなお最高です。これは是非ミュージックビデオをご覧いただきたいです。
昨年6月には音楽番組「M COUNTDOWN」でチャート1位を獲得、そして同年12月には日本デビューを果たしたATEEZ。今年の音楽活動はもちろん、海外広報大使として世界の七つの海を渡ってくれることを期待しています。
*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。
eykim86@korea.kr