- 出国満期保険金保障事業の実施に向けて産業人力公団内に休眠保険金委員会が設置されるのはいつ。
休眠保険金委員会は、審議・議決機関だ。保険金を保障するためには保険会社の休眠保険金の公団への移転や委員会の委員構成、委員会の規定策定といった手続きが必要だ。今のところ計画では今年8月までに関連手続きを完了させる予定だ。
- すでに出国した外国人労働者が出国満期保険金を受け取るには、自国でどんな方法で申請すれば良いのか。オンライン申請はできるのか。
未請求の保険金の海外での請求は、韓国産業人力公団の海外支社や各国の送出機関、地方労働事務所への来訪、郵便、ホームページなどで申請できる。外国人労働者の保険金申請に必要な書類(申請書、本人身分証明書、通帳の写しなど)を韓国産業人力公団の海外支社(EPSセンター、Employment Permit System)のホームページにアップロードすれば、保険金を申請することができる。しかし、様々な事情から、一部来訪が必要な国もある。
- 職場を変更する外国人労働者が生計資金の必要から出国満期保険金担保融資を申請する場合は、どこでどのようにすれば良いか。
従来の施行令は、保険金の担保を提供できないよう規定されていたが、今回の見直しで保険金を担保に融資が受けられるようになった。担保融資機関などを強制することはできず、外国人労働者がどの金融機関を選択して融資を受けるかは当人が決めることだ。ただし、実効性を考慮し、低金利で担保融資が受けられるよう、現在の出国満期保険会社が担保融資商品を開発しているところだ。今年10月以降発売される予定で、そのときに具体的な申請方法や金利などがわかる。
- 外国人労働者の帰国費用保険料の分割納付は、最大何回まで可能か。
これまでは一括納付だったが、見直し案は最大3回まで分割納付できる。外国人労働者が入国初期に帰国費用保険に加入した場合、90日以内に一括、または2回・3回分割納付のいずれかを選択し、納入金額も下記の通り本人が決めるようにした。この保険は、施行令の施行日に入国する労働者から適用される。
- この見直し案の意義とは。
出国満期保険金制度の本来の趣旨を生かし、外国人労働者の保険金受給権を大幅に強化したことだ。これまでの制度運営過程で不十分な点や問題が指摘された点を見直し、施行令に反映させた。
外国人雇用法の見直し案に関する詳細は、関連機関のホームページをご覧ください。.
雇用労働省 http://www.moel.go.kr/english/main.jsp
EPSセンターhttps://www.eps.go.kr/wem/en/index.jsp
コリアネット ユン・ソジョン記者
arete@korea.kr