政策

2014.10.07

パク・クネ(朴槿恵)大統領は6日、北朝鮮の最高幹部らの訪問によって実現した南北高官級会談について、「今回の高官級会談が一回性の対話に終わらず、南北対話の定例化を実現し、平和統一の道を切り開くことにつながるよう取り組む必要がある」と述べた。

パク大統領は、大統領府で主宰した首席秘書官会議で、「今回、北朝鮮のファン・ビョンソ総政治局長ら高官代表団が仁川アジア競技大会の閉会式に出席し、韓国の当局者らとも面会した。今回の訪問を機に、南北が対話を通じて平和の門を切り開いていくことを願う」と述べた。

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지난 6일 청와대에서 열린 수석비서관회의를 주재하고 있는 박근혜 대통령(왼쪽에서 두 번째) (사진: 청와대)

6日に大統領府で開かれた首席秘書官会議を主宰するパク大統領(左から2人目)(写真提供:大統領府)



また、「これまでの南北関係は、会談後にも雰囲気が冷え込む悪循環が繰り返され、継続的な発展につながらなかった。今回、南北が第2回高官級会談の開催に合意したのは、今後の南北関係改善の転機になった点で意味がある。国家安保室と外交安保首席室は、統一省など関係省庁としっかり協議して会談の準備に万全を期してほしい」と要請した。

さらに、「北朝鮮が今回の韓国訪問時に言及した南北関係改善への意志を誠意ある行動で示すことを期待している」と強調した。

コリアネット ウィ・テックァン記者、イム・ジェオン記者
whan23@korea.kr