具体的には、今年9月から始まった国連の「ポスト(Post)2015開発協力アジェンダ」の交渉に向け、生物多様性の保全への目標を強化し、「あいち目標」の2020年達成に向けた平昌ロードマップを支持するとともに、財源確保戦略としての交渉進展を促すことにした。
また、生物多様性における科学技術協力に向け、「バイオビリッジ・イニシアチブ」や「森林生態系の復元イニシアチブ」、持続可能な海洋に向けた力量強化プログラムなど、韓国主導の生物多様性イニシアチブを歓迎するとした。
環境省は、今回の会合は2010年の第10回会議で合意した「2011~2020生物多様性戦略計画とあいち目標」の達成の是非を決定する重要な時期に開かれた会議であり、江原宣言文の採択は向こう2年間にわたり生物多様性条約の議長としての役割を果たすうえで基本方向として作用することを期待している。
コリアナット ウィ・テックァン記者、ユン・ソジョン記者写真提供:環境省
whan23@korea.kr