政策

2014.12.15

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韓国製戦闘機がASEAN諸国から高い関心を受けている。

ブルネイのハサナル・ボルキア(Hassanal Bolkiah)国王とフィリピンのベニグノ・アキノ(Benigno Aquino)大統領は12日、空軍キムヘ(金海)基地を訪問し、韓国製戦闘機FA50を見学した。

하사날 볼키아 브루나이 국왕이 12일 공군 김해기지를 방문해 한국산 전투기 FA-50에 올라 엄지를 치켜들고 기념촬영 하고 있다.

ブルネイのハサナル・ボルキア国王が12日、空軍キムヘ(金海)基地を訪問し、韓国製戦闘機FA50に乗って親指を立てたポーズで記念撮影している。



両首脳は、韓国-ASEAN特別首脳会議の日程を終えた後、キムヘ(金海)空軍基地に移動し、韓国製戦闘機の性能と特長について説明を聞いた。

ボルキア国王とアキノ大統領一行は、チェ・チャギュ(崔且圭)空軍参謀総長と韓国航空宇宙産業(KAI)のハ・ソンヨン(河成龍)社長の案内で、FA50戦闘機の主な仕様と特徴について説明を聞いた。空軍によると、今回のFA50戦闘機の視察は両首脳からの要請によって行われたという。

아키노 필리핀 대통령(가운데)이 12일 공군 김해기지에서 최차규 공군참모총장으로부터 한국산 전투기 FA-50의 주요 성능에 대해 설명을 듣고 있다.

フィリピンのアキノ大統領(中央)が12日、空軍キムヘ(金海)基地でチェ・チャギュ空軍参謀総長から韓国製戦闘機FA50の主要な性能について説明を聞いている。



フィリピンは、今年3月にFA50戦闘機12機を導入している。空軍によると、昨年11月には駐韓ブルネイ大使がKAIを訪問し、FA50を視察していて、その報告を受けたブルネイのボルキア国王は、FA50について大きな関心を示していたという。

FA50は、KAIとロッキード・マーティン社が共同開発した高等訓練機T50を基に開発された戦闘機で、最大時速はマッハ1.5。T50系の航空機は、2011年にインドネシアに16機、2013年にイラクに24機、今年3月にフィリピンに12機の合計52機が輸出されている。

コリアネット ユン・ソジョン記者
写真提供:空軍
arete@korea.kr