政策

2015.02.26

三方を海に囲まれた韓国には3000余りの島がある。そのほとんどが無人島だ。現在、政府が管理する無人島だけでも2693島に上る。

このうち無人島2421島に関する情報を、5月から、ポータルサイト、ネイバー(www.naver.com)で確認できるようになる。海洋水産省は24日、全国の無人島に関する情報をネイバーに公開し、誰もが簡単に確認できるようにする計画だと明らかにした。 

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서울 한강 서강대교 아래의 무인도 '밤섬'(사진 위)은 현재 도심 속 철새 도래지로 사랑받고 있다. 제주도 고산리에서 바라본 무인도 차귀도(사진 아래).

ソウルを横切る河、漢江(ハンガン)にかかる西江(ソガン)大橋の下に浮ぶ無人島「パムソム」(上の写真)は、現在、都心の中の渡り鳥の飛来地として親しまれている。済州(チェジュ)島高山里(ゴサンリ)から眺めた無人島遮帰(チャギ)島(下の写真)



これまで、無人島は陸地から遠く離れており、社会的・経済的にもつながりが薄く、人々から注目されることはなかった。そこで海洋水産省は、2007年から2012年まで無人島実態調査を実施し、総合情報システムを構築した。

今回公開される情報は、無人島の名前、面積、陸地からの距離などの一般的な概要だけでなく、人文・社会環境、地形・地質、陸上・海洋生物などの生態系に至るまで多岐にわたっている。

今回、公開の対象外となった270余りの無人島については、資料の整理が終わり次第、下半期にネイバーで情報が提供される予定だ。

コリアネット イム・ジェオン記者
写真提供:コリアネット チョン・ハン記者
jun2@korea.kr