政策

2018.11.08

伝染病の情報を交換する試験事業の開始などの内容が盛り込まれた共同声明文を交換する保健福祉部の権徳チョル次官(右)と北朝鮮の保健省国家衛生検閲院の朴明守院長=7日、北朝鮮・開城、共同取材団

伝染病の情報を交換する試験事業の開始などの内容が盛り込まれた共同声明文を交換する保健福祉部の権徳チョル次官(右)と北朝鮮の保健省国家衛生検閲院の朴明守院長=7日、北朝鮮・開城、共同取材団



[パク・ヘリ、キム・ウニョン]

韓国と北朝鮮(南北)は7日、北朝鮮の開城(ケソン)工業団地内の共同連絡事務所で保健協力に関する分科会談を開催した。

南北は、伝染病の流入や拡散を防止するため、伝染症の情報を交換する試験事業の開始などの内容が盛り込まれた共同声明文を採択した。

南北は、伝染症の診断や予防・治療のためにお互いに協力し、包括的かつ中・長期的な防疫や、保健医療の協力事業を南北共同連絡事務所を通じて推進することにした。

同会議は、「平壌(ピョンヤン)共同宣言」と「9月平壌共同宣言」履行のための南北高官級会談の合意に従って行われた。韓国からは保健福祉部の権徳チョル(クォン・ドクチョル)次官が、北朝鮮からは保健省国家衛生検閲院の朴明守(パク・ミョンス)院長が首席代表として出席した。

hrhr@korea.kr