政策

2019.04.02

記者会見する尹道漢国民疎通首席秘書官=1日、青瓦台、聨合ニュース

記者会見する尹道漢国民疎通首席秘書官=1日、青瓦台、聨合ニュース



[パク・ギルジャ、イ・ギョンミ]

韓国と東南アジア諸国聨合(ASEAN)の対話関係樹立30周年を記念する「韓・ASEAN特別首脳会議」が11月25~26日、釜山(プサン)で開催される。

青瓦台(大統領府)の尹道漢(ユン・ドハン)国民疎通首席秘書官は1日、青瓦台で開かれた記者会見で、「文在寅(ムン・ジェイン)政権下で初めて開かれる、韓国では最大規模の国際会議」とし、「新南方政策の成果を点検し、同政策をさらに互恵的な推進に向けた原動力を強化するきっかけとする」と述べた。

同会議にはASEANに加盟する10カ国の首脳やリム・ジョクホイASEAN事務総長らが出席する。韓国で同会議が開かれるのは2009年(済州島)と2014年(釜山)に続き3回目となる。

尹秘書官は、同会議に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を招待することに関して「韓半島平和のため、金委員長を招待するという内部からの提案があり、ASEAN各国と協議する予定」とし、「ASEAN各国が同意する場合、北朝鮮と議論する」と説明した。文大統領は去年11月、シンガポールで開かれた韓・ASEAN特別首脳会議で、金委員長を招待しようというジョコ・ウィドドインドネシア大統領の提案に、積極的に検討する考えを示した。

一方、韓・ASEAN特別首脳会議の翌日の11月27日には、メコン川流域のカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、タイの首脳が出席する韓・メコン首脳会議が開かれる。これについて尹秘書官は「ASEANの代表的な急成長地域であるメコン川流域国との協力を著しく強化していく」と述べた。

去年11月14日にシンガポールで開かれた韓・ASEAN首脳会議で、各国の首脳らと記念撮影する文在寅大統領(左から5番目)=青瓦台フェイスブック

去年11月14日にシンガポールで開かれた韓・ASEAN首脳会議で、各国の首脳らと記念撮影する文在寅大統領(左から5番目)=青瓦台フェイスブック



krun@korea.kr