政策

2019.04.10

文在寅大統領の訪米について発表する金鉉宗国家安保室第2次長=9日、青瓦台、聨合ニュース

文在寅大統領の訪米について発表する金鉉宗国家安保室第2次長=9日、青瓦台、聨合ニュース



[パク・ヘリ、イ・ギョンミ]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領がトランプ米大統領との首脳会談に向け、10日にワシントンに向け出発する。青瓦台(大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長が9日、会見で発表した。

今回の訪米は1泊3日の日程で行われる。両首脳による首脳会談は、昨年11月の20カ国・地域(G20)首脳会議以来4カ月ぶり。文大統領が就任してからは7回目の首脳会談となる。

2月末にベトナムのハノイで開かれた2回目の米朝首脳会談以来、膠着状態に陥った北朝鮮との対話再開の対応策を協議する。

文大統領は、11日の午前(現地時間)、ポンペオ米国務長官とボルトン米大統領補佐官とそれぞれ面会した後、フェンス米副大統領と会談する。

同日の正午にはトランプ大統領と2時間にわたって単独会談及び拡大会談を開き、北朝鮮の完全な非核化に向け意見を交わす。

一方、金正淑(キム・ジョンスク)夫人は11日の午前(現地時間)、ワシントンにある小学校を訪問した後、トランプ大統領夫人のメラニア氏と昼食会に出席する。韓国と米国のファーストレディーが単独で昼食会を開くのは30年ぶりで、青瓦台は「(韓米の)友情を深める機会になる」と期待を示した。

青瓦台は、今回の訪米が「韓半島の非核化や恒久的平和定着に向けた具体的な方法を模索するきっかけとなることを期待する」と説明した。

文大統領は12日(韓国時間)帰国予定。

hrhr@korea.kr