政策

2020.02.20

記者会見する中央事故収拾本部の金剛立副本部長=20日、世宗市、聯合ニュース



[キム・ミンジ、イ・ギョンミ]

韓国政府は20日、特定地域で新型コロナウイルスの感染者が増えている現状を受け、「新型コロナウイルスが地域社会に広がり始める段階にあると判断する」として、世宗(セジョン)市の政府庁舎で記者会見し、対応策を発表した。

中央事故収拾本部の金剛立(キム・ガンリプ)副本部長は、新型コロナウイルスが疑われる場合、すぐ病院や救急室へ行かないで、まず相談窓口1339番や保健所に電話をかけて相談するよう求めた。

また、地域内での検査の需要が増えると予想されるだけに、担当の診療所や保健担当医も追加して配置するという。

これに先立ち、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、各地域の教育監が集まった懇談会で、地域社会における感染対応システムを強化し、地域防御幕を構築する必要があると述べた。
kimmj7725@korea.kr