社会

2014.11.13

2015년도 대학수학능력시험이 치러진 13일 용산고등학교 수험생이 후배들의 경례를 받고 웃으며 고사장으로 들어서고 있다.

2015年度大学修学能力試験が実施された13日、後輩たちの敬礼を受けた龍山高校の受験生が笑顔で試験会場に入ろうとしている



「ひらめいた」「ピッタリつけ!」「大当たり」「しっかり」「勘を働かせろ」「頑張れ」

いろいろな文句が書かれたプラカードをちらつき、ケンガリ、太鼓、笛の音とともに掛け声が校門に響き渡る。13日早朝に見られたこの光景は、デモの現場ではなく、「2015年度大学修学能力試験」(以下「修能」)の試験会場となった学校の校門で、受験生の親や教師、後輩たちが受験生を応援する様子だ。

13일 수능고사장인 경복고등학교 앞을 찾은 용산고등학교 교사가 고사장으로 향하는 제자들을 안아주며 격려하고 있다.

修能試験が実施された13日、試験会場である景福高校の校門前で、龍山高校の教師が試験会場に向かう教え子を抱きかかえて激励している



夜開け前の午前6時。ソウル市内のいろいろな学校から鐘路区青雲洞の景福高校の校門に集まった生徒たちは、これから試験を受ける先輩たちを応援しようと学校ごとに陣取った。温度計は氷点下2度を指し、体感温度は氷点下3度以下という8年ぶりの「入試寒波」にもかかわらず、試験会場の応援の熱気は盛り上がる一方だった。後輩たちは、試験会場に向かう先輩たちが制服を見て母校であることが一目でわかるよう、冷たい風が吹きすさぶ寒さのなか、防寒着を着ずに応援した。

試験会場に向かう受験生は、緊張した面持ちを隠し切れない様子だったが、後輩たちの奇抜で力強い応援を受けると笑顔になった。生徒たちと一緒に応援に来た教師らは、試験会場に向かう教え子たちを一人ひとり抱きかかえ、温かい激励の言葉をかけた。

13일 수험생 자녀를 고사장을 들여 보낸 부모들이 교문 앞에서 기도를 드리고 있다.

修能試験が実施された13日、受験生の親たちが試験会場の校門の前で祈っている



試験会場の校門に集まった受験生の親たちは、何も言わずに子どもを抱きかかえて手を握り締め、これからの人生を左右する重要な362分間の試験を受ける子どもを送り出した。校門の前から一歩も動くことができず、見えなくなるまで子どもの姿をずっと見つめていた親は、両手を合わせて祈り、中には涙を見せる人もいた。ある受験生の父親は、「子どもはこれまで一生懸命頑張って勉強してきた。落ち着いて最後までしっかり頑張ってくれると信じている」と目頭を熱くして話していた。

13일 선배 수험생을 응원하기 위해 수능고사장 앞을 찾은 후배 학생들이 학교별로 응원전을 펼치고 있다.

修能試験が実施された13日、受験生を応援しようと試験会場を訪れた後輩たちが学校ごとに応援合戦を繰り広げている



学校ごとに校歌を歌い、大きな掛け声で応援合戦を繰り広げた後輩たちは、いつの間にか学校の枠を越えて互いの学校名を叫びながら、受験生たちがこれまでの努力の成果を十分に発揮できるよう祈った。

記事・写真:コリアネット チョン・ハン記者
hanjeon@korea.kr

용산고등학교 학생들이 13일 수능을 치르는 선배들을 위해 구호를 외치며 응원하고 있다.

修能試験が実施された13日、龍山高校の生徒たちが受験生を大声で応援している



대신고등학교 학생들이 13일 수능을 치르는 선배들을 위한 응원전을 펼치고 있다.

修能試験が実施された13日、大新高校の生徒たちが受験生のために応援合戦を繰り広げている



중경고등학교 학생들이 13일 수능을 치르기 위해 고사장으로 향하는 선배들에게 “파이팅”을 외치며 응원하고 있다.

修能試験が実施された13日、中京高校の生徒たちが試験会場に向かう受験生に大声で「頑張れ」と声をかけている



2015년도 대학수학능력시험이 치러진 경복고등학교 앞에는 오전 6시 이전부터 응원을 나온 학부모, 교사, 학생, 그리고 이를 취재 나온 기자들로 북적였다.

2015年度大学修学能力試験が実施された景福高校の校門は、午前6時前から受験生を応援に来た親、教師、生徒、そして取材に来た記者たちでごった返した