社会

2014.12.08

米国のエド・ロイス(共和党・カリフォルニア)下院外交委員長は6日(現地時間)、東海に浮かぶ島「独島」の表記について、「正しい名称は“トクト(独島:The proper name is Dokdo island.)」と述べた。

この日、ワシントンDC下院外交委員会の聴聞会場で連合ニュースとのインタビューに応じたロイス委員長は、「独島問題は歴史的観点から見る必要がある」と述べた。

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에드 로이스(공화·캘리포니아) 미국 하원 외교위원장은 6일(현지시간) 워싱턴DC 하원 외교위원회 청문회장에서 "독도 문제는 역사적 관점에서 봐야 한다"며 공식 표명했다. 사진 위는 독도의 서도. 아래는 독도의 동도.

ロイス米下院外交委員長は6日(現地時間)、ワシントンDC下院外交委員会の聴聞会場で、「独島問題は歴史的観点から見る必要がある」と正式に表明した。写真は、独島の東島(上)と西島(下)


連合ニュースによると、ロイス委員長は「米国地名委員会が日本側のロビーによって米国の地図上の独島の名称を変更する決定を下したという事実が2008年に明らかになったとき、私は韓日強制併合と独島に関する歴史的事実を知った。私たちは歴史を理解する必要があり、過去にどんなことが起こったかを理解しなければならない」と述べたという。

そして、日本の安倍晋三政権が最近、旧日本軍従軍慰安婦は強制連行ではなかったと主張していることについて、「従軍慰安婦は強制的に連行され、“性奴隷(sex slaves)”として扱われていたという歴史的記録は明らかだ。歴史を認めない日本には弁明の余地がない」と批判した。ロイス委員長は、「性奴隷として扱われ、亡くなっていった従軍慰安婦の女性たちが多数いにもかかわらず、これを否定するのは、第2次世界大戦当時にホロコーストもユダヤ人虐殺もなかったといっているのと同じ」と指摘した。

北朝鮮の人権問題については、「今年初めに発表された国連北朝鮮人権調査委員会(COI)の報告書が北朝鮮人権関連の立法活動に大きな影響を与えている。人権を蹂躙した北朝鮮高官らを制裁の対象に含める対北朝鮮金融制裁強化法案(H.R1771)が、年内に下院に続き上院でも成立するよう、最善を尽くしたい」と述べた。

ロイス委員長は、米国の対北朝鮮政策の変化の可能性について、「私たちは1994年のジュネーブ合意から20年にわたって取り組んできたが、結論を見出せなかった。北朝鮮社会に情報を流し、北朝鮮の住民と当局者の思考を変えるための新たな方法を模索している」と強調した。

記事・写真:コリアネット ウィ・テックァン記者
whan23@korea.kr