［カン・ガヒ、キム・ウニョン］

韓国で２０２０年の大学修学能力試験（日本のセンター試験に相当）が１４日、実施される。

試験は、全国１１８５会場で一斉に行われ、約５４万８千人が受験した。韓国政府と地方自治体は、試験本番に向け、準備を整えている。国土交通部と教育部が同日発表した。

公共交通機関で受験会場に向かう受験生の円滑な移動に配慮するため、試験会場が設置される地域の官公庁の出勤時間が午前１０時以降になるほか、受験生が会場に向かう時間帯（午前６～８時）は兵力などの移動を控える。

また、英語のリスニング試験が行われる午後１時５分から同４０分までの３５分間、非常事態や緊急事態が発生した場合を除き、全ての空港で航空機の離着陸が禁止される。

この他、消防署は緊急連絡体制の構築を行い、地震対策などにも取り組む。

兪銀惠（ユ・ウンヘ）社会副総理兼教育部長官は「受験生が無事に試験を終えられるように、国民の関心とサポートを呼びかける」とし、「関係機関とともに最善を尽くす」と述べた。

kgh89@korea.kr