社会

2019.11.14

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 위안부 피해자 이용수 할머니가 13일 서울 서초동에서 열린 일본 정부 상대 손해배상청구 소송 첫 재판을 앞두고 열린련 기자회견에서 발언하고 있다. 연합뉴스

記者会見で発言する旧日本軍の慰安婦被害者である李容洙さん(左)=13日、ソウル、聨合ニュース



[イ・ジヘ、キム・ウニョン]

韓国で旧日本軍による慰安婦被害者と遺族が日本政府に損害賠償を求める訴訟の第1回口頭弁論が13日、ソウル中央地裁で開かれた。この訴訟は2016年12月に起こされたが、日本政府は国家が外国の裁判権に服さないとされる国際法上の「主権免除」の原則を理由に却下を求めており、出廷しなかった。 

原告の一人で、慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは記者会見で「私が歴史の生き証人だ」とし、「この30年間、日本からの謝罪と賠償を求めてきた。日本は堂々と裁判に出てくるべきだ」と涙ながらに叫んだ。

原告の代理人であるリュウ・クァンオク弁護士は「重大な人権侵害において、主権免除が適用されないという立場」とし、関連する事例や資料を法廷に提出すると明らかにした。

日本政府は「自国の主権または安全保障を侵害すると判断する場合」に限り訴状の送達を拒否できると規定した国際条約を根拠に、たびたび訴状の受け取りを拒否。裁判所は「公示送達」の手続きを取り、提訴から約3年にしてようやく審理が始まった。

第2回口頭弁論は2020年2月5日に予定されている。

jihlee08@korea.kr