社会

2020.02.26

daegu_200227_article_01

新型ウイルスで苦しむ大邱・慶尚北道の人々を応援するメッセージが書かれたプラカードが、ソウル政府庁舎にかけられた=27日、ソウル、キム・シュンジュ撮影


[キム・ミンジ、イ・ギョンミ]

新型コロナウイルスの感染確認者が大邱(テグ)と慶尚北道(キョンサンプクト)で急増していることを受け、応援のメッセージがネット上で広がっている。

インスタグラムには、「#がんばれ大邱」「#大邱ファイト!」などのハッシュタグと共に、応援のメッセージやマスクを着けた写真がたくさん投稿されている。

また、ツイッターには、患者を搬送するための救急車が大邱に向かう写真が投稿され、大勢のネットユーザーから応援のコメントが寄せられている。

大邱市庁のホームページ



フェイスブックで、大邱地域のグルメ情報をアップするアカウントの担当者の河槿洪(ハ・グンホン)さんは、客足が減って苦しんでいる食堂の力になるためにキャンペーンを実施している。消費者が家ですぐ調理して食べられるよう、持ち帰りできる料理を割引した値段で販売している食堂の情報を伝えている。

このアカウントを見て、通常価格の半分でミカンを販売した店主は、「30分で売り切れた」とし、「定価で購入したいという方も多かった」と話した。

河さんは、「客が減って、食材が無駄になるのがもったいなくて始めたが、思ったより多くの方々が参加している」とし、「現場で苦労している医療スタッフに比べたら何でもない」と話した。

「#がんばれ大邱」で検索すると出てくる応援の投稿=インスタグラムキャプチャー


kimmj7725@korea.kr