スポーツ

2014.08.25

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29年ぶり、そして11戦全勝。
リトル野球韓国代表チームが野球史に新たに残した数字だ。
韓国代表チームは24日(現地時間)、米ペンシルベニア州ウォルリアムズポートのラマダ・スタジアムで行われた「リトルリーグ・ワールドシリーズ2014」決勝で、米国のシカゴ代表チームに8対4で勝利し、優勝を手にした。韓国がリトルリーグの世界大会で優勝したのは、2年連続で優勝した1984・85年に続き29年ぶりだ。

한국 리틀야구 대표팀의 최해찬(왼쪽) 선수와 한상훈 선수가 24일(현지시간) 미국 펜실베니아주 라마데 스타디움에서 열린 ‘2014 리틀리그 월드시리즈’ 우승을 확정 지은 뒤, 서로 얼싸 안고 기뻐하고 있다. 연합

24日(現地時間)に米ペンシルバニア州のラマダ・スタジアムで行われた「2014リトルリーグワールドシリーズ」決勝で、優勝を決めた韓国代表チームのチェ・ヘチャン選手(左)とハン・サンフン選手が抱き合っている(写真提供:連合ニュース)



アジア‐太平洋地域予選を含め11戦全勝を記録した韓国代表チームは、決勝の前に2度対戦した強豪の日本代表チームとの試合でも完璧に近い内容で勝利した。「野球発祥の国」米国のシカゴ代表チームとの決勝は、序盤から順調な滑り出しを見せた。1回にシン・ドンワン選手の2塁打とファン・ジェヨン選手のタイムリー2塁打で先取点を挙げた韓国代表チームは、3回にも1点を挙げてリードを広げた。3回裏に米国代表チームに1点返されたものの、4回と5回に1点ずつ追加点を挙げ、6回表にはチェ・ヘチャン選手のソロホームランなどで4点を加え、一歩一歩優勝へと近づいていった。6回裏、米国代表チームは3本の安打と韓国代表チームの失策で3点を挙げ、追撃ムードが高まったが、韓国代表チームは2死走者1・2塁のピンチを内野ゴロで切り抜けて優勝を決めた。選手たちは抱き合って喜んだ。

한국 리틀야구 대표팀의 최해찬(21번) 선수가 24일(현지시간) 미국 시카고 대표팀과의 리틀리그 월드시리즈 결승전 6회 초 솔로홈런을 쏘아 올린 뒤, 덕아웃 앞에서 동료들과 세러모니를 하고 있다. 연합

24日(現地時間)に行われた米シカゴ代表チームとのリトルリーグ・ワールドシリーズ決勝で、6回表にソロホームランを打った韓国代表チームのチェ・ヘチャン選手(背番号21)が、ダッグアウト前で他の選手たちとポーズをとっている(写真提供:連合ニュース)



5回にソロホームランを打ったシン・ドンワン選手は、試合終了後、米スポーツ専門チャンネル「ESPN」とのインタビューで、「韓国大統領府を訪問し、パク大統領にお会いしたい」と感想を話した。優勝投手になったチェ・ヘチャン選手は、「打たれることも覚悟していた。アウトカウントを二つとった時点でこれはいけると思った」と話した。韓国代表チームの指揮をとったパク・チョンウク監督は、「時差にもかかわらず韓国で多くの方々が応援していることを知た。詩合前、子どもたちに韓国で応援してくれている方々に感謝し、それに応えようと話した」と話した。

한국 리틀야구 대표팀이 24일(현지시간) 미국 펜실베니아주에서 열린 ‘2014 리틀리그 월드시리즈’ 우승을 확정 지은 뒤, 박종욱 감독을 행가레 치며 기뻐하고 있다. 연합

24日(現地時間)に米ペンシルベニア州で行われた「2014リトルリーグ・ワールドシリーズ」決勝で、韓国代表チームが優勝を決め、パク監督を胴上げしている(写真提供:連合ニュース)



一方、この日の決勝では、韓服を着た現地在住の韓国人女性たちが扇子踊りで韓国代表チームを応援し、日本代表チームは韓国代表チームのユニフォームを着て韓国代表チームを応援した。

コリアネット チョン・ハン記者
hanjeon@korea.kr