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- 2012年、韓国映画界だより
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2012年、韓国の映画界は期待できる。韓国国内はもちろん、海外でも韓国映画が熱い関心を集めている。
韓国文化体育観光部の統計は、今年の韓国映画のシェアが51.9%を記録し、2010年の46.5%より上昇したことを見せている。韓国の映画観客が韓国映画への愛情を示した史上初の記録だ。また、映画輸出も2011年に14%増加した。
400万観客を突破した2011年の映画は、5作品にのぼる。2010年は400万突破の映画が2作品に過ぎなかった。カン・ヒョンチョル監督の映画『サニー』とキム・ソギュン監督の『朝鮮名探偵』、キム・ハミン監督の『最終兵器 弓』などがあり、その中でも『最終兵器 弓』は750万の観客を集めた。また、コン・ジヨン作家の小説を原作とする『トガニ』は、光州(クァンジュ)仁和(インファ)学校の性暴行事件に照明をあて、メディアや社会、国会議員の関心を集中させた。
今年も多くの作品が公開される。オム・ジョンファ主演の『ダンシング・クイーン』は、政治家の妻がダンス歌手として、二重生活をする内容を描いている。チョン・ジヨン監督の『折れた弓』は、演技派俳優のアン・ソンギが出演し、2007年にある大学教授が判事にクロスボウを放った「クロスボウテロ事件」を演じる。サーカスをするコアラを描いた韓米合同の3Dアニメ作品、『誕生』も公開の予定だ。
現在上映中の『ダンシング・クイーン』(CJ Entertainment)と『折れた弓』(NEW)。
2月には、『JSA』『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』などで有名な俳優ソン・ガンホが、スクリーンに姿を表す。彼が出演する今回の映画は、アクションドラマ『ハウリング』であり、刑事役となって狼犬の連続殺人事件を追う。俳優ハ・ジョンウは、今年3つの作品に出演する予定だ。『オールドボーイ』のチェ・ミンシクと共に『犯罪との戦争』では暴力団を演じ、『ラブフィクション』では男性のブリジッド・ジョーンズに変身する。最後に、北朝鮮のスパイ役となる『ベルリン・ファイル』は、年末に公開。その他にも、スターを夢見る俳優を描いたハン・ジウォン監督の『天使の息づかい』と、男女の同棲をテーマにしたハン・ジミン監督の『2つの線』も2月に公開予定だ。

ハウリング(CJ Entertainment)。
3月の映画界は、とても競争が激しくなりそうだ。『コーヒープリンス1号店』でスクリーンを熱くした俳優イ・ソンギュンは、ミステリーの女王と呼ばれる宮部みゆきの原作を基にした『火車』に出演する。「コーヒー」を扱った映画も公開予定だ。キム・タクファン作家の小説を背景にした歴史劇『カビ』では、コーヒーが好きだった高宗皇帝が見られる。また、現在アーノルド・シュワルツェネッガー出演の2013年公開作『ラスト・スタンド』のために米国にいるキム・ジウン監督は、ハン・ジェリム、イム・ピルソン監督と一緒に『人類滅亡報告書』で、才能を発揮する計画だ。『人類滅亡報告書』は、3編の空想科学映画を集めてもので、キム監督の作品は、悟りを得たロボットの話になっており、イム監督はゾンビの視点から大災害を描いた。ハン監督は、終末を目前にした地球をミュージカルで表現する。より安定感のある映画としては、二卵性双生児のホヤとソヤを巡る青春スキャンダルを描いたペ・グァンス監督の『18、19』や、貧しい映画監督とカフェのウェイトレスの愛の物語を描いたイ・グァングク監督の『ロマンス・ジョー』がおすすめだ。

映画『カビ』 (Cinema Service)、パク・ヒスンが高宗皇帝の役を演じ、キム・ソヨンが皇帝にコーヒーをつくる。
その後、6月までは、パク・ボヨン主演のホラー映画『未確認動画』を除けば、韓国の映画界は少しの空白期になりそうだ。パク・ボヨンが演じるセヒは、何か分からないビデオを1つ見てから、「何か」から妹と妹の彼氏を守る。その何かが、ホラー映画の定石になっている、テレビから這い出るお化けでないことを願う。

未確認動画 (Showbox Media Plex)は、パソコンでリンクをクリックする時には注意しなければならないと伝えている。
夏の公開作としては、自然災害をテーマにしているけれども、『ボディ・スナッチャーズ』のようなストーリ展開をする『ヨンガシ』(ハリガネムシ)がある。変種寄生虫のヨンガシが人間を感染させ、人間の脳を操縦するという内容だ。スター俳優キム・ミョンミンが出演し、彼は撮影中に足首を負傷したにも関わらず、決してくじけない情熱を見せ、プロとしての姿を見せてくれた。
公開日が不透明な映画も多数ある。世界的な俳優イ・ビョンホンは、米国と韓国、両国で活躍する。『G.I.ジョー2』に出演し、ストームシャドーの役をもう一度熱演し、「王子と乞食」の韓国版、『朝鮮の王』では互いに役割が変わった王と乞食を演技する。ピ(RAIN)は、1964年シン・サンオクの作品『赤いマフラー』を再加工した『飛上』に出演する予定だ。2011年10月に映画製作を終えた彼は、現在軍隊に入隊している。
2012年、最も期待される2作品は、共に強盗事件を扱っており、トップの座をかけて激しい競争をするものと思われる。チェ・ドンフン監督は、自身の第4作目を最も期待の高い『泥棒達」』にした。マカオで撮影されたこの映画は、韓国版『オーシャンズ11』とも呼ばれる。『オ!ブラザーズ』のイ・ジョンジェ、『追撃者』のキム・ユンソク、『いかさま師〜タチャ』のキム・ヘス、『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンをはじめ、中国の俳優サイモン・ヤム(Simon Yam)とアンジェリカ・リー(Angelica Lee)等、超豪華キャストと評されている。『泥棒達』は、朝鮮時代バージョンの『オーシャンズ11』と言われているキム・ジュホ監督の『風と共に去りぬ』と、激しい競争をするだろうと予想される。『風と共に去りぬ』では、現金やダイヤモンドの代わりに、朝鮮時代の貴重品、氷に目を付けた。
泥棒達 (Showbox Media Plex)は、マカオ、香港、韓国を舞台にしている。
今年の下半期には、韓国映画の多様性を経験できる。コ・ヒョンジョンが出演するアクションコメディ『ミスGO』は、麻薬密売組織についての内容になっている。シン・ジョンウォン監督は映画『占い師達』でミステリーを解き明かすストーリにするために、主演俳優全員を蔚珍(ウルジン)郡に連れていった。ムン・ヒョンソン監督は映画『コリア』を通じて、1991年千葉県での世界卓球選手権大会で、南北単一チームで初優勝したストーリを描く。主演俳優のハ・ジウォンとペ・ドゥナが、温かい感動をくれるものと期待される。ロマンスが好きな人には、『建築学概論』がおすすめだ。自分の初恋の人のために、家を建てる建築家を中心としたメロドラマで、現在と過去を行き来する構成が特徴的だ。

コリア(CJ Entertainment)は、南北が単一チームで91年の試合に出場した内容を描いている。
もちろん、この他にも今年の公開作はたくさんある。しかし、外国人にとっては意味がない。韓国に住んでいる外国人に、韓国映画への関心を持たせるには、英語字幕が入った映画が公開されるべきではないだろうか。詳細な映画だよりはここで www.hancinema.net 確認できる。
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