記念撮影する韓国工芸デザイン文化振興院の金泰勳院長(左)と英国・ヴィクトリア&アルバート博物館の首席展示企画者ロジャリー・キム氏=16日、ソウル、韓国工芸デザイン文化振興院
[イ・ジヘ、イ・ギョンミ]
韓国の伝統衣装である韓服で作った韓服制服が英国の博物館に展示されることになった。
韓国工芸デザイン文化振興院の金泰勳(キム・テフン)院長は16日、英国・ヴィクトリア&アルバート博物館の首席展示企画者であるロジャリー・キム氏に寄贈証書と韓服制服を手交した。
博物館に寄贈された韓服制服は、韓服固有のデザインを生かしながらも生徒たちが活動しやすいように作られたもので、男女用1着ずつ。男子生徒用のものは、韓服のズボンをアレンジしたデザインで、はきやすくなっている。女子生徒のものは、現代的にアレンジしたワンピースの韓服制服。
金院長は「韓服制服を寄贈することで、韓服の優秀性や伝統文化を現代化し、日常で活用する韓国の文化を海外と共有することは意味深い」とし、「今後も中高校生を対象に、韓服制服を持続的に支援することで韓服制服普及事業を拡大していく」と述べた。
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