文化

2024.08.28

「K-フード給食の日」というイベントが行われた。写真は、韓国料理を体験する現地の勤労者たち=19~21日、メキシコ・モンテレイ、農林畜産食品部

「K-フード給食の日」というイベントが行われた。写真は、韓国料理を体験する現地の勤労者たち=メキシコ・モンテレイ、農林畜産食品部


[パク・ヘリ]

農林畜産食品部と韓国農水産食品流通公社(aT)が、中南米地域では初めて「K-フード給食の日」というイベントを開催し、メキシコの勤労者約3千人を対象に韓国料理を紹介した。

農林畜産食品部は19~21日、メキシコ・モンテレイ市の産業団地にある企業2社で、キムチや即席ご飯、ラーメン、飲み物などを現地の勤労者に昼食として提供したと27日、明らかにした。

「K-フード給食の日」とは、社内食堂で同僚と共に韓国料理を食べた経験が、消費者による購入や定期的な輸出につながるように企画したイベントだ。メキシコは、中南米国家の中で韓国の農食品を最も多く輸入している。このイベントが行われたモンテレイ市は、約1000社のグローバルメーカーや韓国の製造業者が多数進出していることから、今回選定された。

給食を味わった現地の勤労者たちは、K-フードは、パンやソーセージが中心となった献立とは違って、新鮮でおいしかったと口をそろえて答えた。イベントが終わってから行われたアンケート調査では、参加者429人のうち418人(97%)が給食でK-フードを定期的に食べたいとし、422人(98%)は今後も購入して食べたいと答えた。

一方、農林畜産食品部は26日からメキシコシティで、流動人口が多いバス停の広告スクリーンに、韓国の代表的な輸出品であるキンパや果物の梨などを紹介している。給食のイベントや広告を通して、韓国の農食品に関心を持ち、消費につながるようにするためのイベント、「私だけのK-フード・レシピ・チャレンジ」が10月まで行われる予定だ。

hrhr@korea.kr