写真は、国立国楽院・牛眠堂で行われた舞台=4月30日、ソウル、 イ・ジョンウ
[テレシア・マーガレット]
今年から毎年6月5日を、「国楽の日」として公式的に記念する。
文化体育観光部は今年から「国楽の日」を新設した。これを記念し、30日まで「国楽週間」を運営すると4日、明らかにした。「国楽振興法」の制定により、国楽の保存と振興に向けて基盤を固める。
「国楽の日」は、世宗(セジョン)大王29年(1447年)6月5日(旧暦)、「与民楽(宮廷音楽)」が「世宗実録」に初めて記録された日だ。
5日、光化門広場や景福宮(キョンボッグン)・興礼門(フンレムン)の中庭、勤政殿(クンジョンジョン)で、国楽公演とイベントが行われる。
30日まで続く国楽週間の間、ソウルをはじめとする全国各地で様々なプログラムが行われる。
釜山(プサン)、全州(チョンジュ)、南原(ナモン)など、各地域の国立国楽院と文化財団も特別公演や国楽に関する教育、伝統楽器の体験など、多彩なイベントを用意した。
「国楽の日」と「国楽週間」の詳細は、公式ホームページ(academy.gugak.go.kr/gugakweek)で確認できる。
文化体育観光部のユ・インチョン長官は「『国楽の日』を通じて国楽の意味と価値を新たに照明する。皆が国楽の保存と振興、底辺の拡大に関心を持つようになってほしい」と話した。
margareth@korea.kr