韓国人力公団のパク・ヨンボム理事長(右)が11月30日にウルグアイ・モンテビデオで国際労働機関のエンリケ・デーブ米州地域職業訓練知識開発センター院長と人的資源分野における交流協力の業務協約を締結している
韓国産業人力公団と国際労働機関の米州地域職業訓練知識開発センターが人的資源分野における交流協力の覚書(MOU)を締結した。
韓国人力公団のパク・ヨンボム理事長と国際労働機関のエンリケ・デーブ米州地域職業訓練知識開発センター院長が11月30日にウルグアイ・モンテビデオで調印した今回の業務協約に基づいて、韓国政府は職業教育訓練情報を共有し専門家を派遣するなどの人的交流を拡大する。協約対象国の青少年同士が技能交流を行い、技能レベルを向上させると共に職業訓練制度およびその方法などの情報を交換するために1年おきに開催される「国際技能競技大会」での優勝経験および技術の伝授と人的資源開発を共同で支援するための持続的な交流協力方策などを議論する。
なお、韓国産業人力公団はコスタリカの職業訓練院(INA)と2年前に締結した職業訓練強化に関する業務協約を更新した。両国は韓国の国際技能競技大会でのノウハウおよび職業能力の開発による経済成長の経験を共有し、人的資源分野における交流協力を強化してきた。
パク理事長はこれについて「韓国の早い経済成長の原動力となった人的資源開発に対する中南米地域の関心が高い。韓国型の人的資源開発モデルを地球の裏側にある中南米諸国にも拡大できるよう支援していく」と述べた。
コリアネット ソン・ジエ記者
写真:韓国産業人力公団
翻訳:イム・ユジン
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