政策

2017.01.23

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輸出申告もオンライン時代に。

関税庁は16日から輸出関連書類をオンラインで提出できる制度の施行を開始したと発表した。
輸出添付書類の全面的な電子提出を施行したことで輸出申告の書類を提出するために税関を訪問する必要がなくなり、輸出企業の負担を年160億ウォン程度軽減できると予想される。

関税庁によると昨年12月28日から今月15日まで実施されたテスト運用に参加した業者が「輸出通関にかかる費用と時間が大きく短縮され、海外顧客の緊急要請に対してより速やかに対応できるようになった」と前向きな反応を示しているという。

今月16日から輸出添付書類の電子提出が施行された。写真は2日、京畿道・平澤港の自動車輸出ふ頭から自動車が輸出船舶へと積み込まれる様子

今月16日から輸出添付書類の電子提出が施行された。写真は2日、京畿道・平澤港の自動車輸出ふ頭から自動車が輸出船舶へと積み込まれる様子






関税庁の新しい輸出申告システムの構築は電子通関システム「ユニパス(UNI-PASS)」の「通関統合窓口」の機能を高度化する一環として行われたもの。

チョン・ホンウク関税庁長は昨年9月に開催された全国税関長会議で「輸出申告の際に紙の書類の提出と税関訪問を廃止し、書類のない電子提出通関を全面的に施行する」と明かした。ユニパスの通関統合窓口では税関での輸出申告など、輸出入に必要な政府機関における関連手続きを1回の税関申告ですべて解決する。

輸出申告に関する電子添付書類の提出マニュアルはユニパスホームページ(htt://unipass.customs.go.kr)でダウンロードできる。

コリアネット ユン・ソジョン記者
写真:聯合ニュース
翻訳:イム・ユジン
arete@korea.kr