[パク・ヘリ]

尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が６日、釜山・海雲台のＡＰＥＣヌリマルで開催された博覧会国際事務局（ＢＩＥ）調査団の食事会をサプライズ訪問した。大統領室の李度運（イ・ドウン）報道官が書面で伝えた。

大統領室によると、尹大統領と大統領室の関係者ら、韓悳洙（ハン・ドクス）国務総理や各部署の長官、全国１７市・都知事全員が出席したのは今回が初めてだ。

尹大統領は「今日行われた中央地方協力会議の主な案件は、釜山国際博覧会（万博）の誘致に向けた１７の市・都知事の支援計画だった」とし、「中央政府と地方自治体、与野党、官民を問わず、みんなが一丸となって万博誘致を支持している」と強調した。

尹大統領は「今日の会場は、２００５年に第１３回アジア太平洋経済協力（APEC）首脳会議が行われた場所で、これまで首脳会議が行われた場所のうち、最も風景が素晴らしいと評価される」とし、「釜山で大型の国際イベントが開催できることを示している」と説明した。

ＢＩＥ調査団長Patrick Specht氏は「圧倒的に素晴らしかった」とし、「博覧会誘致のためのあらゆるものが揃っている」と評価した。


ＢＩＥ調査団の歓送会を控えて尹大統領は、訪問最後の日に合わせて「第４回 中央地方協力海外」を開催した。

この会議で尹大統領は「釜山万博の誘致は釜山だけの問題ではない」とし、「韓国に、またすべての市・道に関わるもの」と述べた。

その上で「中央政府と地方政府が『ワンチーム（ひとつのチーム）』になって、釜山万博の誘致を後押しするため釜山に集まった」とし、「万博の誘致は、地域均衡発展をけん引し、グローバル国家に跳躍するため、韓国が必ず誘致しなければならない」と強調した。

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