政策

2024.09.19

京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)からチェコに向かって出発する前、挨拶する尹大統領夫妻=19日、京畿道・城南、大韓民国大統領室

京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)からチェコに向かって出発する前、挨拶する尹大統領夫妻=19日、京畿道・城南、大韓民国大統領室


[ソ・エヨン]

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と金建希(キム・ゴニ)夫人が19日、チェコを公式訪問するために出発した。

尹大統領夫妻は訪問初日の19日(現地時間)、ペトル・パヴェル大統領が主催する公式歓迎式に出席する。続いて、パヴェル大統領と首脳会談し、韓国とチェコの関係を強化する方策について幅広く議論するという。会談の直後は、両首脳が共同記者会見を開く。また、夜には両国の代表団や政界・財界の主要人物らが参加する公式晩さん会に出席する。

20日の午前、尹大統領はパヴェル大統領と韓・チェコビジネスフォーラムに出席した後、ペトル・フィアラ首相と原発に関する視察などに乗り出す。その後、尹大統領とフィアラ首相は、原発協力だけでなく、貿易・投資・先端技術・供給網といった様々な分野において両国間の協力を制度化する了解覚書(MOU)署名式に出席する。

また、尹大統領はチェコの上下院の議長と接見した後、同胞懇談会を主宰する。21日、帰国の途に就く。


韓国大統領のチェコ訪問は、2015年以来、約9年ぶり。

金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は12日、ソウル・竜山の大統領室で行われた記者会見で、「尹大統領は今回のチェコ訪問を通じて、原発事業を成功させるという確固たる意志をチェコ側に伝える」とし、「韓国企業の原発事業受注を確定できるよう、積極的なセールス外交を展開する」と述べた。

xuaiy@korea.kr