非常経済点検ＴＦ会議を主宰するイ・ジェミョン大統領＝４日、ソウル・龍山

[キム・へリン]
[写真＝聯合ニュース]

イ・ジェミョン大統領は４日、「非常経済点検ＴＦ（タスクフォース）」の構成を指示した。

カン・ユジョン大統領室報道官は、この日のブリーフィングで、「イ・ジェミョン大統領がイ・ジュホ社会副首相兼教育部長官に電話で、今日午後７時３０分までに関連部署の責任者および実務者の招集を指示した」と明らかにした。

さらに、カン・ユジョン大統領室報道官は「イ・ジェミョン大統領が災難・治安・災害など、安全に関する問題について議論するために広域・基礎地方政府を含む実務責任者級会議も５日の午前中に招集するように指示した」と付け加えた。
一方、イ・ジェミョン政府の中核内閣の人選が発表された。

初代国務総理候補者として、共に民主党４選のキム・ミンソク議員が指名された。大統領秘書室長には当選３回のカン・フンシク議員が、国家情報院長にはイ・ジョンソク元統一部長官が任命された。

人選については、イ・ジェミョン大統領がソウル龍山（ヨンサン）にある大統領室のブリーフィングルームで、直接発表した。 国家安保室長には駐ロシア大使出身のウィ・ソンラク民主党議員、警護処長にはファン・イングォン元陸軍大将、スポークスマンはカン・ユジョン民主党議員が任命された。

イ・ジェミョン大統領は今回の人選について、「国民に忠実であり、該当分野の専門性と能力、国政哲学に対する理解度を最優先にした」とし、「今後も新政府の人事は能力と国民統合に重点を置く」と明らかにした。

（左から）イ・ジョンソク国家情報院長候補者、キム・ミンソク首相候補者、イ・ジェミョン大統領、カン・フンシク大統領秘書室長、ウィ・ソンラク安保室長、ファン・イングォン大統領警護処長。