青瓦台で開かれた首席補佐官会議で発言する李大統領=4日、ソウル、大韓民国青瓦台
[キム・へリン]
李在明(イ・ジェミョン)大統領は9日から18日まで欧州を歴訪する。ベルギー、欧州連合(EU)、イタリア、バチカンを訪問し、フランスのエビアンで開かれるG7首脳会議に出席する予定だ。
ウィ・ソンラク国家安保室長は5日のブリーフィングで、今回の首脳外交日程を発表した。
李大統領は9日夕方(現地時間)にブリュッセルに到着し、現地在留韓国人との懇談会を皮切りに公式日程をスタートさせる。10日午前にはベルギーのバルト・デウェーフェル首相と首脳会談を行い、午後にはフィリップ国王と面会する。ウィ室長は今回の訪問について、中小企業分野における協力拡大の足掛かりとなり、韓国企業の欧州進出の安定化につながるとの見方を示した。
同日の午後には、アントニオ・コスタ欧州理事会議長、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員長とそれぞれ首脳会談を行う。ウィ室長は「4億5000万人の人口と27の加盟国から成る世界最大級の貿易圏であるEUとの外交を本格的に展開する場になる」と述べ、「G7を含む主要外交舞台での存在感強化において、EUは不可欠なパートナーである」と強調した。あわせて韓半島や中東などの地域情勢、エネルギー・サプライチェーンの安定化策についても協議する見通しだ。
李大統領はイタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領の招待を受け、11~13日にイタリアを国賓訪問する。11日にはマッタレッラ大統領との首脳会談のほか、上下両院議長との面会、無名戦士の墓への献花、国賓晩さん会などの公式日程をこなす。12日にはジョルジャ・メローニ首相と会談し、「韓国・イタリアビジネス・ラウンドテーブル」に出席して両国企業間の交流を後押しする。13日には国賓訪問の慣例に従いフィレンツェへ移動し、文化協力の強化策を模索する。
続いて14~15日にはバチカン(ローマ教皇庁)を訪問する。14日には「聖パウロ大聖堂」で平和と連帯のための特別ミに出席し、15日にはレオ14世教皇およびピエトロ・パロリン国務長官とそれぞれ会談を行う。ウィ室長は、「韓半島の平和に向けたバチカンの一貫した支持と関心を改めて確認する機会になるだろう」と述べた。
李大統領は16~17日にフランス・エビアンで開かれるG7首脳会議に出席する。サミットでは世界経済の不均衡是正、人工知能(AI)やデジタル分野の課題などが主要議題となる。ウィ室長は「韓国は2年連続でG7サミットに参加することになった」とした上で、「2028年のG20議長国として関連議題での協力を主導し、国益中心の実用外交をさらに推進していく」と述べた。
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