科学技術

2024.03.07

BEXCOで開かれた「2024ドローン・ショー・コリア」で、無人機を観覧する参加者たちの様子。今年で8回目を迎える今回のイベントのテーマは「ドローンのすべて、無限の広がりで世の中を豊かに」。歴代最大規模である10カ国228業者が参加し、6日から8日までの3日間、多様な技術力を披露する=6日、釜山・海雲台区、BEXCO展示戦略室

BEXCOで開かれた「2024ドローン・ショー・コリア」で、無人機を観覧する参加者たちの様子。今年で8回目を迎える今回のイベントのテーマは「ドローンのすべて、無限の広がりで世の中を豊かに」。歴代最大規模である10カ国228業者が参加し、6日から8日までの3日間、多様な技術力を披露する=6日、釜山・海雲台区、BEXCO展示戦略室


[チェ・ジンウ]

韓国ドローン産業の現在と未来を表す「2024ドローン・ショー・コリア」が6日、釜山のBEXCOで開幕した。

今年で8回目を迎える今回のイベントのテーマは「ドローンのすべて、無限の広がりで世の中を豊かに」。歴代最大規模である10カ国228業者が参加し、6日から8日までの3日間、多様な無人機を披露する。

今回のイベントでは、ドローン産業の拡張性と効用性に注目し、ドローンで具現される産業間の融合・複合事例が紹介された。最新技術が私たちの日常で活用される様々な価値についても紹介された。

まず、国防部は国防革新4.0の核心である「人工知能(AI)基盤の有人・無人複合戦闘体系」を披露した。

陸軍は「Army TIGER戦力」と「ドローンボット」装備を、海軍は未来海洋戦に備えた「AI基盤の海洋有無人複合戦闘体系」を、空軍は空中無人体系のビジョンと能力をそれぞれ披露した。

韓国の企業も多様な新技術を披露した。

大韓航空は量産に着手した中高度無人機を筆頭に、有無人複合体系、新概念の未来型無人機、AI基盤の群集ドローンを発表した。

「スンビ」は、エアタクシーPAV第2世代機体と民・軍輸送および攻撃用の有償荷重100kg級「CAV(Cargo Air Vehicle)」を、韓国で初めて公開した。

パブロ航空は、自律群集制御と先端管制技術および4つの事業分野、8種のドローン機体を披露し、ドローン統合サービスの革新性を強調した。

この他、カンファレンス、新製品・新技術発表会、ドローン体験イベントなども用意された。イベントやプログラムの詳細は、公式ホームページ(https://www.droneshowkorea.com/)で確認できる。

釜山市の関係者は「ドローン・ショー・コリアは、ドローンを中心に関連産業群を包括的につなげるというドローン産業におけるプラットフォームの役割を果たしている。民・官・軍・産・学・研が協力し合い、成長できるシステムの造成に大きく寄与してきた」として「毎年、国内外の多くの専門家が集まる世界的なイベントとして位置づけられただけに、事業の成果をおさめることができるよう運営に最善を尽くす」と述べた。

paramt@korea.kr