文大統領「早期の米朝再会談を期待する」

 ポンペオ米国務長官と握手する文在寅大統領(右)=7日、青瓦台

ポンペオ米国務長官と握手する文在寅大統領(右)=7日、青瓦台



[キム・ヨンシン、イ・ギョンミ]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、国務会議で「2回目の米朝首脳会談が早期に開かれる雰囲気と条件が整った」とし、「韓半島に新しい秩序が作られている。韓半島の新秩序は北東アジアの新しい秩序へと繋がる」と述べた。

7日に北朝鮮の平壌(ピョンヤン)を訪問したポンペオ米国務長官から表敬訪問を受けた文大統領は「2回目の米朝首脳会談とは別に、近いうちに金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長のロシア訪問と中国の習近平国家主席の訪朝も行われる見通しで、日米首脳会談の可能性もある」と述べた。

また、「地球上最後の冷戦体制が解体できるよう、米国以外の関連国との協力に向け積極的に取り組むべき」と強調した。

文大統領との接見でポンペオ長官は、「金委員長との会談で、2回目の米朝首脳会談をできるだけ早いうちに開くことで一致した。会談の具体的な時期と場所を決めるため、引き続き協議を進めることにした」と話したと、青瓦台(大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官が伝えた。

また、ポンペオ長官は「実務交渉団を構成し、北朝鮮の非核化プロセスと米朝首脳会談の日程などを早期に協議することにした」という。

これに関して、米国務部のナウアート報道官は7日(現地時間)、「金委員長が豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の不可逆的な解体を確認するための査察団の訪問を受け入れた」と発表した。

ysk1111@korea.kr

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