30年余り続いてきた南北の交流・協力は、分断の傷を癒して共存する土台となってきました。
韓国と北朝鮮がこれまでに葛藤と対立の中でどのように交流・協力の努力を注いできたか一目でわかれば、今後南北が一つになって進む未来を思い描くことができるでしょう。
1,461,912人
南北を往来した総人数
145万3,558人が韓国から北朝鮮を訪問し、
8,354人が北朝鮮から韓国を訪問した(2017年まで)。
55,245人
航空機に乗って南北を往来した総人数。
回数としては817回 (2017年まで)
7,440トン
船舶で南北間を運ばれた物資の総量。
回数としては49,776回(2017年まで)
310.9トン
鉄道で南北間を運ばれた物資の総量。
回数としては448回(2017年まで)
657回
南北当局の対話回数
264回の政治会談、132回の経済会談、59回の社会・文化会談、49回の軍事会談が行われたほか、離散家族の再会や対北朝鮮支援など人道主義関連の会談は153回行われました。
一方、南北会談が最も多く行われた場所は板門店で、合計657回のうち362回が板門店で行われました。
2018年4月1日、3日
「南北平和協力祈願南側芸術団の平壌公演 - 春が来る」
2018年3月20日
韓国芸術団の平壌公演に向けて南北芸術団実務会合を板門店統一閣で実施。韓国側首席代表を務める歌手のユンサンや北朝鮮側首席代表の玄松月三池淵管弦楽団団長などが参加。
2018年3月5日
訪朝した対北朝鮮特別使節団が金正恩労働党委員長に会い、文在寅大統領の親書を伝達。北朝鮮側は平昌オリンピックの和解・協力ムードを引き継いでいくために韓国のテコンドー演武団と芸術団を平壌に招待。
2018年2月9日
開城満月台南北共同発掘平昌特別展が2月10日から3月18日まで平昌で開催されました。
2018年2月9日
平昌冬季オリンピックで、11年ぶりの合同入場
2018年2月8、11日
北朝鮮の三池淵管弦楽団114人は2月6日、万景峰号に乗って東海岸の墨湖港から韓国に到着。8日には江陵アートセンター、11日にはソウル国立劇場で2回にわたり公演を行いました。
2017年6月24日
北朝鮮からテコンドー演武団が訪韓。全羅北道茂朱で開かれた世界テコンドー選手権大会の開会式と閉会式で演武を繰り広げました。
2017年4月7日
女子アジアカップ予選戦で女子サッカーの南北対決が27年ぶりに平壌で行われました。
2017年4月6日
女子アイスホッケー世界選手権大会の南北対戦が江陵ホッケーセンターで繰り広げられました。
2015年10月13日
「開城満月台出土遺物特別展示会」を韓国と北朝鮮で同時開催しました。ソウルの国立古宮博物館で10月13日から11月6日まで、開城の高麗博物館で10月15日から11月15日まで展示会を開きました。
2007年3月15日
5月15日の発掘調査を皮切りに、2015年まで合計7回にわたって高麗時代の王宮跡であり、ユネスコ世界遺産にも登録されている開城満月台の南北共同発掘調査を実施。
2007年3月31日、4月1日
「第24回南北共同新婚夫婦植樹」開催
2007年1月28日
中国・長春冬季アジア競技大会で南北選手団が合同入場。 初めて合同入場が実現したのは2000年シドニーオリンピックのとき。
2005年2月20日
北朝鮮の金剛山で共同編纂委員会の結成式を行い、南北民族語大辞典共同編纂事業を実施。これは南北の編纂委員がそれぞれ標準語国語大辞典と朝鮮語大辞典をもとに南北の語彙を整理するもので、南北共同編纂会議が25回にわたり行われたものの、2016年に中止となりました。
2003年11月27日
北朝鮮の三千里総会社がテレビアニメ番組「ポンポン ポロロ」の制作に参加。第1期の52話中22話を北朝鮮で制作。11月27日は同番組の初放送日。
1998年11月3日
韓国の演奏団が参加する尹伊桑統一音楽会を11月3日から5日まで平壌で開催。続いて1999年には平和親善音楽会と民族統一音楽会を開催。
1998年5月2日
5月2日から12日まで韓国・リトルエンジェルス芸術団の平壌公演を実施。同月に南北共同写真展も開催。
1995年9月
離散家族故郷訪問団と芸術公演団の交換訪問が実現。9月20日、同時に南北の訪問団が板門店を通過し、平壌大劇場とソウル中央国立劇場でそれぞれ2回民族伝統歌舞中心の芸術公演を実施。
1990年 12月9日
12月9日と10日、ソウル国立劇場で年越し統一伝統音楽会を開催。北朝鮮側団長の成東春(ソン・ドンチュン)朝鮮音楽家同盟副委員長率いる約30名の芸術家が韓国の公演団と一緒に統一のハーモニーを奏でました。
1990年10月18日
10月18日から23日まで2.8文化会館や烽火芸術劇場など平壌6ヶ所の会場で平壌「汎民族統一音楽会」を開催。韓国からカヤグム奏者のファン・ビョンギ氏を団長として17名のソウル伝統音楽演奏団と14名の音楽人が参加し、平壌音楽団と共演。
11年
北朝鮮観光を実施した
総期間
金剛山や開城などを見て回る観光が11年間続きました。
1998年11月18日に始まり、2008年11月29日に暫定的に中止されました。
1,934,662人
金剛山地域の
累計観光客数
112,033人
開城地域の
累計観光客数
24,819百万ドル
南北の総貿易額
搬入額は126億ドル、搬出額は122億ドル。
南北貿易の総件数は809,077件。
南北経済協力事業数は483件。
500頭
1998年6月16日に鄭周永元現代グループ名誉会長が北朝鮮に提供した牛の数。トラック50台に500頭の牛をのせて板門店を過ぎ、北朝鮮を訪問。10月27日の2回目の訪朝時にも牛501頭をもう一度のせて行きました。
15万トン
1995年に韓国が北朝鮮に支援した食糧の規模。1999年に11.05トンの肥料を支援し、2000年にはコメ30万トンとトウモロコシ20万トンの食糧借款を初めて実施しました。
2002年
南北をつなぐ南北鉄道、京義線と東海線の鉄道着工式が開催された年。2007年に試験運行しました。
32億ドル
開城工業団地の総生産額。2003年に開城工業団地の着工式が行われ、2004年には試験団地が竣工しました。
2005年から2015年までの入居企業数は125社、雇用労働者数は55,808人に及びます。
23,676人
これまでに直接再会した
離散家族の総人数
家族単位では4,742家族。
157人
1985年に分断後初めて行われた離散家族故郷訪問で再会した南北離散家族の総人数。9月20日から4日間、韓国の35家族と北朝鮮の30家族がソウルと平壌で再会。
19,711人
2000年8月15日を契機として離散家族訪問団交換の合意が行われてから2015年まで、20回にわたる再会行事で直接会った南北離散家族の総人数。家族単位では4,120家族が金剛山などで再会。
3,748人
7回の画像再会で会った南北離散家族の総人数。
家族単位では557家族がモニター越しにではあるが互いの消息を知らせ合いました。
131,531人
これまでに離散家族の 再会を申請した総人数
81.3歳
離散家族再会申請者のうち生存者の平均年齢(2018年3月現在)。歳月を重ねるうちに生きている離散家族の高齢化が進んでいます。