NATOサイバー防衛協力センターの会員国の国旗=国家情報院 [キム・ハヨン、キム・ウニョン] 韓国の情報機関、国家情報院は5日、北大西洋条約機構(NATO)のサイバー防衛協力センター(CCDCOE)に韓国がアジアで初めて正会員として加入したと発表した。 同センターは、サイバー安全保障や戦略を研究する機関だ。2007年にロシアから大規模なサイバー攻撃が行われ、エストニアのネット機能が麻痺した事件を機に翌年、設立された。 韓国の加入により、正会員は32カ国に増えた。スポンサー国(NATO加盟国)が27カ国、貢献国(NATO非加盟国)が韓国を含む5カ国となる。 国家情報院は2019年に加入の意向書を提出。同センターが主催するサイバー防衛演習「ロックト・シールズ」に2年連続で参加することを目指した。 国家情報院のサイバー安全保障担当者は同日、エスト...