ハリウッドのブロックバスター「アベンジャーズ」の続編「アベンジャーズ：エイジ・オブ・ウルトロン」(以下「アベンジャーズ2」)のロケがソウルで行われる。



文化体育観光省所属の公共機関である映画振興委員会と韓国観光公社、ソウル映像委員会、京幾映像委員会、高陽知識情報産業振興院は18日、マーブル・スタジオと「アベンジャーズ2」の韓国ロケに関する了解覚書(MOU)を締結した。「アベンジャーズ2」の韓国ロケ支援に関するMOUには、関連機関間の映画撮影に向けた協力・支援や韓国ロケにおける制作費の支援、マーブル・スタジオの韓国でのPR協力などに関する内容が盛り込まれている。



マーブル・スタジオのミッチェル・ベル副社長は、「最先端技術、圧倒される風景、ユニークな建築物が調和した韓国は、マーブル社の“アベンジャーズ：エイジ・オブ・ウルトロン”のロケ地として最も適している。とても素晴らしい映画が完成すると確信している」と述べた。そして、「韓国がいかに魅力的な国で、韓国の人々がいかに協力的であるかが知られれば、世界的なブロックバスター映画制作会社がロケ地として韓国を選ぶと思う。政府省庁の様々な機関関係者の方々と地元の人々の多大な支援と協力に深く感謝し、皆様がいつまでも誇りに思える素晴らしい映画を完成させることを約束する」と語った。



3月30日～4月14日にソウルの麻浦大橋、セビットゥンドゥン島、上岩洞デジタル・メディア・シティ、清潭大橋、江南大路、京幾道義王市の桂園芸術大学周辺でロケが行われる。ロケ地では全面的に交通規制が行われる予定だ。これを受け、警察庁やソウル市などは、それぞれの地域のバス路線の臨時迂回措置をとるとともに、交通渋滞を最小限に抑えるための対策を進めている。3月30日に最初のロケが行われ、交通規制による影響が最も大きいと予想される麻浦大橋は、63台のバスの迂回ルートを確保するとともに、警察官を含む287人の交通規制係を動員し、現場での交通渋滞を最小限に抑える計画だ。



文化体育観光省のチョ・ヒョンジェ第1次官は、「(ロケに伴う交通規制情報を)市民が事前に把握して対処できるように対策を講じ、影響を最小限に抑えたい。(今回のロケを通じて)韓国に対する認識を良くし、イメージアップを図りたい」と述べた。



ソウルでもロケが行われる「アベンジャーズ2」は、2015年5月に公開が予定されている。今回のシリーズでは、韓国人女優のスヒョンが科学者としてアベンジャーズの英雄たちと共演する。スヒョンが演じる役に関する具体的な内容はまだベールに包まれたままだが、「アイアンマン」とともに行動する役だと伝えられている。

コリアネット　チョン・ハン記者、ペク・ヒョン記者
hanjeon@korea.kr