韓・英首脳会談（２０２３年１１月）

韓国と英国が国交正常化１４０周年を迎え、韓英関係を「グローバル戦略的パートナー関係」に格上げするとし、両国の協力方案を枠組みとした「ダウニンガ合意」を採択した。

尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領と英国のリシ・スナク首相は、２２日（現地時間）に首脳会談を開き、両国間の実質協力案、地域情勢およびグローバル・イシューなどについて幅広い協議を行った。特に「ダウニンガ合意」の履行に向け、安保・経済・持続可能な未来の３つの分野を指定し、両国の新しい協力を推進することに合意した。

韓国ーカタール首脳会談（２０２３年１０月）

カタールを国賓訪問した尹錫悦大統領が２５日（現地時間）、カタール·ドーハのアミリ・ディワンでカタールのタミーム・ビン・ハマド・アール＝サーニー国王と首脳会談を行い、両国の協力について意見を交換した。

今回の首脳会談を機に、両国のトップは韓ーカタールの関係を従来の「包括的パートナー関係」から「包括的戦略パートナー関係」に格上げすることで合意した。関係の格上げに合わせて、外交・安保分野における疎通チャンネルを拡充し、この日締結された防衛産業・軍需協力了解覚書（ＭＯＵ）を土台に関連分野の協力も拡大する。

韓国ーサウジアラビア首脳会談（2023年10月）

サウジアラビアを国賓訪問中の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が２２日（現地時間）、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子兼首相と首脳会談を開き、両国間の協力案について話し合った。

この日、両国のトップは会談直後、協定およびＭＯＵ締結式を行い、寛容パスポートビザ免除協定、戦略パートナーシップ委員会の設立、水素オアシス・イニシアチブ、統計分野における協力履行プログラム、食品および医療製品分野における協力の5件に署名した。

韓国・チェコ首脳会談（２０２３年９月）

尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は１８日、米ニューヨークでチェコのペトル・パヴェル大統領と２国間会談を行った。尹大統領は「韓国とチェコは１９９０年の国交正常化以来、自由、人権、法治のような普遍的価値を共有し、緊密に協力してきた」とし、チェコのドゴバニ原子力発電所の増設に世界的な技術力と競争力を備えた韓国の企業が参加できるよう持続的な関心と支援を要請した。

韓国・スリランカ首脳会談（２０２３年９月）

尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は１８日午前、米ニューヨークでスリランカのラニル・ウィクラマシンハ大統領と２国間会談を行った。尹大統領は、ウィクラマシンハ大統領と両国関係の発展について意見を交換し、２０３０釜山万博へのスリランカの支持を要請した。

韓・インド首脳会談(2023年9月)

主要２０カ国・地域首脳会談（Ｇ２０サミット）に出席するためにインドを訪問した尹錫悦大統領は１０日（現地時間）、同国のモディ首相と首脳会談を開き、防衛産業やサプライチェーンなどの分野における協力について議論した。

両首脳は、韓国が今年５月に「ヌリ号」の打ち上げに成功したこと、インドの無人月探査機「チャンドラヤーン３号」が８月に世界で初めて月の南極に着陸したことに触れた。両国間優秀な宇宙開発力量に基づき、宇宙産業での協力を強化していくことで合意した。

また、両国間「包括的経済連携協定（ＣＥＰＡ）」の改善に向けた交渉も進展させることにした。

韓・ASEAN首脳会議(2023年9月)

尹錫悦大統領は６日、インドネシア・ジャカルタ市内で開かれた韓国・東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）首脳会議に出席し、「韓米日３カ国は、ＡＳＥＡＮが主導する地域構造に対する全面的な支持に基づき、各国のインド・太平洋戦略を調整し、新規の協力分野を発掘していくことで一致した」とし、「このために、韓米日インド・太平洋対話を発足し、ＡＳＥＡＮと太平洋島しょ国に海洋安全保障を支援する韓米日海洋安保協力フレームワークを新たに発足させた」と強調した。

ASEANプラス3首脳会議(2023年9月)

尹錫悦大統領は６日、インドネシアで開催された東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）プラス３（韓日中）首脳会議に出席し、議長国を務めるインドネシアを含めたＡＳＥＡＮ９カ国の首脳ら、日本の岸田文雄総理、中国の李強首相と共に、ＡＳＥＡＮと韓国・日本・中国間における協力策について議論した。尹大統領は冒頭発言で、「近いうちに韓日中首脳会議をはじめとする３カ国間協力のメカニズムを再開するため、日本と中国の政府と緊密に意思疎通していきたい」とし、「最近、韓日関係の改善を通じて韓米日３カ国における新たな協力の機会ができたように、韓日中３カ国協力の活性化はＡＳＥＡＮプラス３の協力の新たな跳躍に向けた踏み台になるだろう」と述べた。

韓日首脳会談(2023年8月)

尹錫悦大統領は１８日、米ワシントン郊外の大統領山荘キャンプデービッドで、日本の岸田文雄総理と首脳会談を行った。

両首脳は、高度化している北朝鮮の核・ミサイル脅威の対応に向け、韓米日・韓日間の協力を拡大していくことで一致し、北朝鮮に対する国連安全保障理事会決議の履行のために３カ国が緊密に意見を調整していくことにした。

その上で、安全保障協力だけでなく、経済・金融分野での協力も正常化していくることを歓迎し、上半期内のハイレベル経済協議体の再開、韓日外交次官戦略対話の年内開催も申し合わせた。

韓米日首脳会談(2023年8月)

尹錫悦大統領は１８日（現地時間）、米ワシントン近郊の大統領別荘キャンプデービッドで行われた韓米日３カ国首脳会談後の共同記者会見で、「自由、人権、法治という核心価値に基づいた韓米日の協力名価値連帯は、より平和で繁栄する世界を作っていくための強固な土台になるだろう」と述べた。

尹大統領は、「韓米日３カ国の首脳が、協力の指針となる『キャンプデービッド原則』と、協力のビジョン及び履行方法を盛り込んだ『キャンプデービッド精神』をまとめた」と述べた。

また、「制度化された協力基盤をもとに、韓米日３カ国の国民の安全や域内の平和を保障するための安保協力を、さらに強化していくことで合意した」とし、「北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応するための３カ国による防衛訓練の重要性に共感し、年間計画に従って韓米日訓練を実施することにした」と述べた。