韓仏首脳会談(2022年6月)

尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は２９日、フランスのマクロン大統領と会談し、両国の実質的な協力の強化について協議した。

両首脳は、炭素中立（カーボンニュートラル）社会の実現に向けて原子力発電所の運営状況を共有し、協力を拡大させることで一致した。宇宙産業での協力も強化することにした。

韓米首脳会談(2022年5月)

尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領と米国のバイデン大統領は２１日、ソウルで首脳会談を行い、北朝鮮問題や経済安保、グローバルな協力策などについて意見を交わした。

両首脳は、韓国と米国の同盟を「グローバルな包括的戦略同盟」へと格上げすることで一致し、これを柱とする共同声明を採択した。

韓・エジプト首脳会談(2022年1月)

文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２０日（現地時間）、エジプトで同国のシーシ大統領と会談し、両国の交通インフラや国防・防衛産業分野での協力を深めるのことで一致した。

 
両国は今回の会談を機に「貿易経済パートナーシップ共同研究了解覚書（ＭＯＵ）」を締結し、自由貿易協定（ＦＴＡ）締結に向けた踏み台が用意できたと評価した。

また、韓国がエジプトへの対外経済協力基金の限度を１０億ドルに再設定することや、両国の開発ノウハウを共有することに合意した。両国の協力を海水の淡水化や水資源、石油化学プラントなどまで拡大することにした。気候変動問題についても意見を交換。

韓・サウジアラビア首脳会談(2022年1月)

文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１８日（現地時間）、首都リヤドのヤマーマ宮殿で同国のムハンマド皇太子と両国の実質的な協力策について議論した。

韓国とサウジアラビアは、エネルギーや水素などの分野で協力を強化するとの了解覚書（ＭＯＵ）１１件を締結した。

韓・UAE首脳会談 (2022年1月)

アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）を訪問している文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１６日（現地時間）、国際博覧会「ドバイ万博」の会場で、ドバイ首長国のムハンマド首長と両国の協力強化について会談した。

文大統領は、会談で「韓国型パトリオット」と呼ばれる、中距離の地対空迎撃ミサイルシステム「天弓２」をＵＡＥに輸出することにした。

契約規模は約４兆１８００億ウォン（４０００億円）。韓国産の単独兵器の契約としては、過去最大の規模だいう。韓国軍需企業のＬＩＧネクスワン、ハンファシステム、ハンファディフェンスとＵＡＥの間でそれぞれ契約が締結された。

韓・ウズベキスタン首脳会談(2021年12月)

文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１７日、青瓦台（大統領府）で、韓国を国賓訪問しているウズベキスタンのシャフカット・ミルジヨーエフ大統領と首脳会談を行った。

両首脳は、保健、エネルギー・インフラ、情報通信技術（ＩＣＴ）分野の協力を拡大し、両国間防疫協定の早期妥結に向けて努力することで合意した。

レアメタルの供給協力に関しては、２０１９年４月にウズベキスタンの首都タシュケントの北西部にある都市チルチクにオープンした「韓国・ウズベキスタンレアメタルセンター」を拠点として、サプライチェーンを強化することにした。また、新再生エネルギーの開発やエネルギーの効率向上を目指して協力していくことで一致した。

韓豪首脳会談(2021年12月)

文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１３日、国賓として訪問中のオーストラリアで、同国のモリソン首相と首脳会談を行い、両国関係の強化について議論した。

両首脳は、新型コロナウイルス感染症の対応や、オーストラリアが保有している希土類などのサプライチェーン（供給網）が安定的に構築できるよう、協力を続けていくことで合意した。

今年で国交正常化樹立６０周年を迎えており、両国関係を「包括的な戦略パートナーシップ」に格上げすることにした。

韓・コスタリカ首脳(2021年11月)

文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２３日、コスタリカ共和国のカルロス・アルバラード・ケサダ大統領と青瓦台（大統領府）で首脳会談を行い、両国関係を行動志向・包括的パートナー関係に格上げすることにした。

同会議は、来年が両国の国交正常化樹立から６０周年となることを記念したもの。コスタリカは、地球環境問題・平和に取り組んでおり、韓国と普遍的価値を共有している。そして、２０１９年の韓国・中米ＦＴＡ発効以来、韓国との交易・投資に注力している。

両首脳は、経済・貿易・投資・デジタル・環境・科学技術・革新・保健・医療分野における具体的な協力策が盛り込まれる共同宣言文を採択した。

韓・ハンガリー首脳会談(2021年11月)

文在寅（ムン・ジェイン）大統領は３日（現地時間）、ハンガリーのアーデル大統領と首脳会談を行い、両国の関係を「戦略的パートナー関係」に格上げすることで合意した。

文大統領は会談後、共同メディア発表で「両国の経済協力をより一層強化する」とし、「電気自動車（ＥＶ）用バッテリーなど、未来の有望産業で両国の貿易を拡大する」と述べた。

この日、両国は「第４次産業革命共同対応に関する了解覚書（ＭＯＵ）」など、６件のＭＯＵに署名した。

韓・モンゴル首脳会談(2021年9月)

文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１０日、モンゴルのオフナー・フレルスフ大統領とテレビ形式で首脳会談を行い、両国の関係を「包括的パートナー関係」から「戦略的パートナー関係」へと格上げすることで合意した。

両首脳は「韓・モンゴル戦略的パートナー関係の発展に向けた共同宣言」を採択した。経済・通商・投資、教育・化学技術・環境・保健、文化・観光・人材交流、国際舞台及び地域協力の５つの分野で協力を拡大していくことにした。

国民間の相互理解の深化や、文化・人材交流の拡大のために、韓国ではモンゴル学を、モンゴルでは韓国学を支援することにした。また、両国における地域学の教授、専門家、研究者の養成も支援する。