［キム・ファヤ、キム・ウニョン］
［写真＝青瓦台］

盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領の死去から１０年となる２３日、盧元大統領の故郷である慶尚南道（キョンサンナムド）金海（キムヘ）市の烽下（ボンハ）村で追悼式が開催された。

この日、午後２時から始まった追悼式には、盧元大統領の妻である権良淑（クォン・ヤンスク）夫人や文在寅（ムン・ジェイン）大統領の妻である金正淑（キム・ジョンスク）夫人、ジョージ・Ｗ・ブッシュ元米大統領、 文喜相（ムン・ヒサン）国会議長、李洛淵（イ・ナクヨン）国務総理のほか、市民約１万２千人が出席した。

追悼式は、国民儀礼、遺族からの挨拶スピーチ、追慕映像の上映、追悼文の朗読の順に行われた。

ブッシュ元米大統領は追悼式への出席に際し、自ら描いた（盧元大統領の）肖像画を権夫人にプレゼントした。追悼式では、盧元大統領について「国民の基本的人権に献身し、親切で温かい人だった」とし、「勇気を出して自分の意見を言う強力なリーダーだった」などと語った。

盧元大統領とブッシュ元米大統領は２００３年から２００７年までの５年間、韓米首脳会談などを行った間柄。

文国会議長は、追悼文で「あなた（盧元大統領）を忘れないように、国民一人一人が諦めず、（平和に向かって）歩んでいく」と朗読した。

また、李国務総理は「盧元大統領の人生は、挑戦の連続だった」とし、「盧元大統領が夢見る世界になるまでにはまだ遠い。だが止まったり、後戻りしたりはしない」と強調した。

盧武鉉財団によると、この日、烽下村を訪問した市民は、約２万１千人だった。



fayastory@korea.kr