独島＝コリアネットＤＢ

[イ･ハナ、イ･ギョンミ]

１０月２５日は「独島の日」。

１９００年１０月２５日、大韓帝国の高宗（コジョン）皇帝が独島を鬱陵島（ウルルンド）の付属の島と定めたことを記念するため、２０００年に民間団体の独島守護隊が制定した日である。

独島の意味を考え、正しい歴史意識を確立するための様々なイベントが全国各地で行われた。

独島が属する慶尚北道（キョンサンプクト）は、１０月を「独島の月」に指定している。独島財団は慶尚北道庁で「独島愛音楽会」を開く。安東（アンドン）市少年少女合唱団やリトル独島団体などが歌を披露し、来場客が太極旗（韓国国旗）を作るイベントも開かれた。

海洋水産部の国立水産科学院は、「独島海洋生物展示会」を開催し、独島の海に生息する約６０種類の海洋生物の写真などを展示する。

大邱（テグ）市教育庁は、全職員が独島を愛するという内容が描かれたＴシャツを着て勤務するなど、独島が持つ意味をもう一度考える「独島愛の日」というイベントを開いた。

テレビでは、独島を背景にし、アシカの一種であるガンチが友達と共に独島を守るという内容のアニメーション「独島守備隊ガンチ」が放送される。

この日、独島で意味のあるイベントを行うために、独島遠征隊をはじめ様々な民間団体が独島入りを申し込んだが、悪天候により、独島入りは不可能となったという。